弁護士法人ユアエースの知恵袋での評判は？しつこい等の噂を徹底解説

弁護士法人ユアエースについて知恵袋で検索してみると、電話がしつこいという声や怪しいといった噂、詐欺ではないかという不安な書き込みを目にすることがあります。

SMSメールが届いたり、国が認めた借金減額診断という広告を見かけたりして、本当に信頼できる事務所なのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

また、2chや5chといった掲示板での評判や費用に関する口コミも気になるところです。

この記事では、旧事務所名の天音総合法律事務所時代からの情報も含め、過去の懲戒処分歴や実際の対応について私が調べた内容を整理してお伝えします。

弁護士法人ユアエースの知恵袋での評判と口コミを解説

インターネット上のQ&AサイトであるYahoo!知恵袋を見ていると、弁護士法人ユアエースに関する様々な質問や回答が寄せられています。

債務整理を検討している方にとって、実際に利用した人の声や世間の評判は非常に重要な判断材料になりますよね。

ここでは、知恵袋でよく見かけるネガティブな噂の真相や、実際の口コミ傾向について、私が調査した結果を詳しく解説していきます。

電話がしつこいという口コミの理由

Yahoo!知恵袋やGoogleマップの口コミをリサーチしていると、弁護士法人ユアエース（旧：天音総合法律事務所）に関して「電話が頻繁にかかってくる」「連絡がしつこい」といったネガティブな意見を目にすることがあります。

なぜ、このような口コミが多く投稿されているのでしょうか。

私が調査したところ、単なる営業活動という側面だけでなく、「利用者の期待と事務所側の運用ルールのズレ」や「借金問題特有の事情」が複雑に絡み合っていることが分かりました。

ここでは、その背景にある具体的なメカニズムを深掘りして解説します。

「減額診断」に対する認識のギャップ

最も大きな要因は、入り口となっているウェブ広告の「減額診断（シミュレーター）」に対する認識の違いです。

多くの利用者は、以下のような軽い気持ちで診断を利用する傾向があります。

• 「AIが自動で計算して、結果だけ画面に表示してくれるだろう」
• 「匿名で、誰とも話さずに借金が減るか知りたい」
• 「ちょっとしたゲーム感覚で試してみただけ」

しかし、事務所側にとってこのツールは、あくまで「法律相談への入り口」です。

ウェブ上の簡易的な入力項目（借入総額や件数）だけでは、正確な法的判断（過払い金の有無や任意整理の可否）はできません。

そのため、「詳細なヒアリングをするために電話をかける」というフローが組まれています。

この「Web完結だと思っていた利用者」と「電話相談を前提としている事務所」の温度差が、「頼んでもいないのに電話が来た＝しつこい」という感情を生む最大の原因となっています。

法律事務所ならではの事情とシステム運用

また、弁護士法人ユアエースのような大規模な事務所では、問い合わせに対してシステム的に対応している背景も考えられます。

借金問題は放置すればするほど遅延損害金が増えたり、裁判を起こされたりと状況が悪化する性質があります。

そのため、事務所側には「救済の機会を逃さないために、連絡がつくまでアプローチする」という方針があるのかもしれません。

一般的に、コールセンターシステムを導入している場合、電話に出ない相手に対しては、システムが自動的に時間を変えて再発信のリストに入れることがあります。

さらに、入力された電話番号が「本人のものか確認する」という意図もあります。

間違い電話で第三者の番号が入力されていた場合、早急に確認しなければトラブルになるため、確認が取れるまで連絡を試みる必要があるのです。

怪しいや詐欺ではないかの真相

インターネット上で「弁護士法人ユア・エース」と検索すると、「怪しい」「詐欺ではないか？」といった不穏なキーワードが表示されることがあります。

これから相談しようか迷っている方にとって、こうした噂は非常に不安になる要素でしょう。

しかし、結論から申し上げますと、弁護士法人ユア・エースは実在する正規の弁護士法人であり、架空請求を行う詐欺業者や、資格を持たずに法務を行う非弁業者ではありません。

私が徹底的に調査した結果、このような噂が立ってしまう背景には、いくつかの「誤解を生みやすい要因」があることが分かりました。

なぜ「詐欺ではないか」と疑われるのか？3つの要因

正規の事務所であるにもかかわらず、なぜここまで「怪しい」というイメージが先行してしまうのでしょうか。

その主な原因は、広告戦略とユーザーの受け取り方のギャップにあります。

• 「国が認めた」という広告キャッチコピーの誤解Web広告でよく見かける「国が認めた借金救済制度」という表現。これが最大の要因です。この言葉は、借金を減額するための手続きである「債務整理（任意整理・個人再生・自己破産）」を指しています。これらの手続きは日本の法律（民事再生法や破産法など）に基づいて行われるため、論理的には「国が認めた制度」であることに間違いはありません。しかし、これを見た多くの人が「国が給付金をくれる制度」や「国が特定の事務所を推奨している」かのように誤認してしまい、実際のサービス内容（弁護士費用がかかる法的手続き）を知った際に「話が違う」「騙された」と感じてしまうのです。
• 積極的なWeb広告展開による警戒心一度借金に関する検索をすると、その後何度も同じ事務所の広告が表示されることがあります（リターゲティング広告）。あまりに頻繁に広告を目にすることで、「必死すぎて怪しい」「何か裏があるのではないか」という警戒心を抱かせてしまう側面があります。
• 身に覚えのないSMS連絡前述した通り、電話番号の入力ミス等により、無関係な人の元にショートメッセージが届くケースがあります。受け取った側からすれば「突然弁護士を名乗る不審なメールが来た＝詐欺」と判断するのは無理もありません。

正規の弁護士法人である客観的な証拠

不安を払拭するために、客観的な事実を確認してみましょう。

弁護士法人ユア・エースが信頼に足る存在であることは、以下の点から確認できます。

まず、代表弁護士である正木絢生先生は、第二東京弁護士会に正規に登録されている現役の弁護士です。

また、テレビ番組やラジオ、雑誌などへのメディア出演実績も豊富です。

顔出しをしてメディアで活動することは、身元を隠す必要がある詐欺グループや悪徳業者には到底できないことです。

さらに、東京都中央区日本橋などの一等地に実店舗としてのオフィスを構え、複数の支店を展開している点も、実体のない詐欺業者とは決定的に異なります。

SMSメールが届く場合の対処法

「突然、知らない携帯番号から『弁護士法人ユア・エース』を名乗るショートメッセージ（SMS）が届いた」

普段、弁護士から連絡が来ることなど滅多にないため、このようなメールを受け取ると「何かのトラブルに巻き込まれたのではないか」

「架空請求などの詐欺ではないか」と心拍数が上がってしまう方も多いはずです。

しかし、焦って行動する必要はありません。

このSMSが届く背景には、明確なシステム上の理由があります。

ここでは、なぜSMSが届くのかという原因と、状況に応じた最も安全で確実な対処法をステップごとに解説します。

なぜSMSが届くのか？考えられる2つの原因

弁護士法人ユア・エースからSMSが送信されるケースは、大きく分けて以下の2パターンに集約されます。

• パターン1：過去に「減額診断」などを利用した（連絡手段としてのSMS）Web上の借金減額シミュレーターなどを利用した際、電話番号を入力した覚えはありませんか？事務所側は診断結果を伝えるために電話をかけますが、日中仕事などで電話に出られない方に対し、「連絡がつかないため、用件をテキストで送る」という補助的な手段としてSMSを利用しています。
• パターン2：第三者が電話番号を誤入力した（間違い連絡）全く身に覚えがない場合、最も可能性が高いのがこのケースです。日本全国の誰かが減額診断を利用した際、自分の電話番号を一桁間違えて入力してしまい、偶然それがあなたの番号だったという「間違い電話のSMS版」です。

【状況別】SMSが届いた時の正しい対処アクション

届いたSMSに対してどう反応すべきかは、あなたに「心当たりがあるかどうか」で180度変わります。

以下のフローに従って対処してください。

【A：減額診断をした覚えがある場合】

借金問題解決のための連絡ですので、SMSの内容を確認しましょう。

もし相談するつもりであれば、都合の良い時間を返信するなどして話を進めます。

逆に、「診断はしたけれど、相談するつもりはなくなった」という場合は、放置せずに「相談は不要です」と一言断りの連絡を入れることをおすすめします。

これにより、以降の電話やSMS連絡を止めることができます。

【B：全く身に覚えがない場合】

基本的には「間違い連絡」ですので、無視してしまっても法的な問題はありません。

しかし、事務所側は「相手に届いているか」までは分からないため、その後も定期的に連絡が来る可能性があります。

精神衛生上よくありませんので、記載されている番号（または公式サイトの代表番号）に連絡し、「間違い電話ですので、データを削除してください」と伝えるのが最もスマートな解決策です。

「なりすまし」の可能性も？安全な確認方法

稀なケースですが、有名事務所の名前を騙った「フィッシング詐欺」のメールが横行している世の中です。

SMSに記載されているURLをいきなりタップするのはセキュリティ上おすすめできません。

本当に弁護士法人ユア・エースからの連絡かを確認するには、SMS内のリンクからではなく、一度Googleなどで「弁護士法人ユア・エース」と検索し、公式サイトに掲載されている電話番号と照らし合わせるのが確実です。

2chや5chでの書き込み内容

匿名掲示板である「2ch（現5ch）」は、本音ベースの口コミが集まる場所として知られています。

弁護士法人ユア・エースに関しても、どのような書き込みがされているのか気になっている方は多いでしょう。

公式の口コミサイトとは違い、忖度のない意見が見られる一方で、情報の真偽を見極めるリテラシーが求められる場所でもあります。

私が実際に過去のログや現行スレッドをリサーチした結果、どのような傾向の書き込みが多いのか、そしてそれらをどう解釈すべきかについて詳しく解説します。

主な書き込みの傾向と分析

掲示板内での弁護士法人ユア・エースに関する話題は、大きく分けて以下の3つのパターンに分類されます。

いわゆる「炎上」のような深刻なトラブル報告はほとんど見られず、主に広告や営業手法に関する話題が中心でした。

• 広告宣伝に対する反応「YouTubeを見ていたらまた広告が出てきた」「漫画広告の展開が気になった」といった、Web広告の露出頻度に対する書き込みが一定数見られます。これらは事務所のサービス品質そのものへの批判というよりは、単純に「広告をよく見かける」という感想に近いものです。
• 電話連絡に関する話題知恵袋と同様に、「減額診断をやったら電話がかかってきた」という報告も見られます。ただし、掲示板特有のドライな反応として、「診断系は電話が来るのが当たり前」といった冷静な意見や、無視した場合の経過報告などが淡々と書き込まれています。
• 他事務所との比較・相談「ユア・エースと〇〇事務所、どっちがいい？」といった比較相談も散見されます。これに対し、実際に依頼したユーザーからのレス（返信）は少なく、推測や一般論での回答が多くなる傾向にあります。

「被害者の会」のようなスレッドは存在しない

特筆すべき点は、悪質な詐欺業者やトラブル続きの事務所に見られるような「被害者の会」「集団訴訟」といった深刻な告発スレッドが存在しないことです。

もし仮に、法外な費用請求や預り金の着服といった重大な問題があれば、5chのような掲示板ではすぐに特定のスレッドが立ち上がり、被害報告が相次ぐのが常です。

そうした動きが見られないという事実は、弁護士法人ユア・エースが一定のコンプライアンスを遵守して運営されていることの裏返しとも言えるでしょう。

過去の懲戒処分歴と安全性の確認

インターネット上の口コミや噂は、個人の主観が含まれるため、必ずしも事実とは限りません。

弁護士事務所の信頼性を客観的かつ確実に判断するための最も有効な指標、それが「懲戒処分歴の有無」です。

弁護士や弁護士法人は、法律や所属する弁護士会の会則に違反する行為を行うと、厳正な「懲戒処分」を受けます。

この情報は隠すことができず、全て一般公開される仕組みになっています。

ここでは、私が実際に公的機関のデータを基に調査した結果と、そこから読み取れる安全性について詳しく解説します。

徹底調査：ユア・エースに「違反歴」はあるのか

結論から申し上げますと、私が「日本弁護士連合会（日弁連）」が提供している弁護士情報検索システムや、過去の「官報」の公告情報を徹底的に調査した結果、弁護士法人ユア・エースおよび代表の正木絢生弁護士に関して、過去に懲戒処分を受けた記録は一切確認できませんでした。

これは、設立以来、弁護士法や職務基本規程を遵守し、健全な業務運営を行ってきたことの裏付けです。

ネット上では「怪しい」といった抽象的な噂が流れることもありますが、客観的な記録を見る限り、法的なトラブルや不正行為を行っている事実は存在しないと断言できます。

そもそも「懲戒処分」とは何か？その重み

なぜ「懲戒処分歴なし」が安全性の証明になるのでしょうか。

それを理解するために、懲戒処分が下されるケースと、その種類について知っておく必要があります。

弁護士会による処分は、以下のような重大な違反があった場合に下されます。

• 依頼者から預かったお金（着手金や解決金）を横領・着服する
• 事件を受任したにもかかわらず、長期間放置して何もしない
• 資格を持たない業者（整理屋など）に名義を貸して業務を行わせる（非弁提携）
• 法外な報酬を不当に請求する

処分には軽い順に「戒告」「業務停止」「退会命令」「除名」がありますが、ユア・エースには最も軽い「戒告」すらありません。

つまり、いわゆる悪徳事務所が行うような「お金の持ち逃げ」や「事件放置」といったリスクは極めて低いと判断できます。

自分の目で確かめる方法

この情報は、誰でもインターネット上で簡単に確認することができます。

日弁連の公式サイトにある「弁護士検索」で、事務所名や弁護士名を入力すれば、現在の登録状況や過去の処分歴が表示されます。

「ネットの口コミだけでは不安だ」という方は、ぜひご自身の目で公的なデータを確認してみてください。

噂に惑わされず、事実に基づいた判断ができるはずです。

旧事務所名の天音総合法律事務所について

弁護士法人ユア・エースについて調べていると、頻繁に「弁護士法人天音総合法律事務所」という名前を目にすることがあると思います。

「これらは別の事務所なの？」「関係性はどうなっているの？」と混乱してしまう方も多いでしょう。

実は、これらは同一の組織です。

2022年の夏頃に、「天音総合法律事務所」から現在の「ユア・エース」へと名称が変更されました。

ネット上ではこの変更に関して様々な憶測が飛び交っていますが、ここでは単なる噂ではなく、客観的な事実に基づいてその経緯と実態を解説します。

名称変更の経緯と「ロンダリング説」の真相

Yahoo!知恵袋や掲示板などでは、「事務所名を変えたのは、過去の悪評をなかったことにするため（いわゆるロンダリング）ではないか？」といった勘ぐりを見かけることがあります。

確かに、不祥事を起こした会社が名前を変えて実態を隠すケースは世の中に存在するため、そう疑いたくなる気持ちも理解できます。

しかし、今回のケースに関しては、「悪評隠し」を目的とした変更ではないと断言できるいくつかの根拠があります。

• 代表弁護士が変わっていないもし過去のトラブルを隠蔽して別組織に見せかけたいのであれば、組織の「顔」である代表者も変更するのが常套手段です。しかし、ユア・エースになっても代表は変わらず正木絢生弁護士が務めており、公式サイトでもその経歴を堂々と公開しています。
• 所在地や電話番号の継続性本店の所在地や代表的な電話番号も、天音総合法律事務所時代から引き継がれています。逃げる意図があれば、これらも変更して連絡を絶つはずですが、そうした動きは一切ありません。
• 業務拡大によるポジティブな変更公式のアナウンスや活動状況を見ると、支店の展開やWeb集客の強化など、組織としての規模を拡大するフェーズでの「リブランディング（ブランドの再構築）」という意味合いが強いことが分かります。「ユア・エース（あなたの切り札）」という、より親しみやすく頼りがいのある名称への変更を意図したものでしょう。

サービス内容や体制への影響は？

利用者として最も気になるのは、「中身が変わってしまったのかどうか」という点だと思いますが、この点についても心配は無用です。

名称変更の前後で、得意とする債務整理（借金減額）の実務能力や、相談体制の質が落ちたという事実は見受けられません。

むしろ、天音総合法律事務所時代に培った多くの解決実績やノウハウはそのまま現在のユア・エースに引き継がれています。

つまり、ネット上で「天音総合法律事務所の口コミ」として書かれている内容は、良いものも悪いものも含めて、実質的に現在のユア・エースの評価として読み替えて差し支えないということです。

弁護士法人ユアエースを知恵袋で検索する際の注意点

知恵袋の情報は個人の体験談ベースであり、非常に参考になる一方で、情報の正確性に欠ける場合もあります。

特に費用や手続きの流れについては、個々の借金状況によって大きく異なるため、ネットの情報をそのまま自分に当てはめるのは危険です。

ここでは、相談前に知っておくべき基本的なサービス内容や注意点をまとめました。

国が認めた借金減額診断の仕組み

Web広告やSNSで頻繁に目にする「国が認めた借金救済制度」や「借金減額診断」というキャッチコピー。

「そんな都合の良い話が本当にあるの？」「裏があるんじゃないか？」と疑問に思う方も多いでしょう。

結論から申し上げますと、これは魔法のような裏技でも、国からお金がもらえる給付金制度でもありません。

この表現の裏にある「法的な根拠」と、診断ツールの「本当の目的」について、専門用語を噛み砕いてそのカラクリを解説します。

「国が認めた借金救済制度」の正体とは

この耳障りの良い言葉の正体は、弁護士や司法書士が行う「債務整理（さいむせいり）」という手続きそのものを指しています。

債務整理には、主に「任意整理」「個人再生」「自己破産」などの種類がありますが、これらはすべて日本の法律（民事再生法や破産法など）に基づいて運用されています。

つまり、「法律（国）が認めている手続き」であることに嘘はありません。

しかし、この広告表現には注意が必要です。

多くの人がイメージしがちな「国が借金を肩代わりしてくれる」「申請するだけで自動的に借金がチャラになる」といった公的な扶助制度とは全く性質が異なります。

あくまで、弁護士が法律を武器にしてカード会社と交渉したり、裁判所に申し立てたりすることで、借金の減額や免除を目指す「法的な交渉手続き」なのです。

減額診断（シミュレーター）は何をしているのか？

では、スマホで数問答えるだけで結果が出る「減額診断」は、内部でどのような処理をしているのでしょうか。

これは、利用者が入力した「借入総額」「借入期間」「返済状況」などのデータを基に、「もし債務整理をしたら、どれくらい負担が軽くなる見込みがあるか」を簡易的に計算するプログラムです。

具体的には、以下のような要素から減額の可能性を探っています。

• 過払い金の有無： 長期間（特に2010年以前から）借り入れがある場合、法律の上限を超えて払いすぎた利息が発生していないか。
• 将来利息のカット： 任意整理を行うことで、これから払うはずの年利15%～18%程度の手数料（利息）をゼロにして、元金だけの返済にできるか。

重要なのは、この診断ツール自体が借金を減らす機能を持っているわけではないという点です。

これは法律事務所にとっての「集客窓口（広告）」であり、利用者に「解決の可能性」を提示することで、実際の法律相談や契約に繋げることを目的として設置されています。

診断結果を見ただけでは借金は1円も減らない

よくある誤解として、「診断をしたから、もう手続きは進んでいる」と思ってしまうケースがありますが、これは大きな間違いです。

診断結果の画面やメールで「◯◯万円減額の可能性があります」と伝えられたとしても、それはあくまでシミュレーション上の「捕らぬ狸の皮算用」に過ぎません。

実際に借金を減らすためには、診断後に以下のステップを自らの意思で踏む必要があります。

1. 診断結果を受け取り、事務所からのヒアリング（電話等）で詳細な状況を話す
2. 弁護士と面談し、具体的な解決方針（どのカードを整理するか等）を決める
3. 正式に「委任契約」を結び、弁護士費用の支払い方法などを取り決める
4. 弁護士が債権者（カード会社）へ受任通知を送り、交渉を開始する

つまり、診断はあくまで「きっかけ」に過ぎず、そこから先の契約アクションを起こさなければ、あなたの借金状況は何も変わらないのです。

債務整理の費用や支払いの分割対応

Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトを見ていると、「弁護士法人ユア・エースの費用は高いのではないか？」

「他社と比べてどうなのか？」といった費用面での懸念を抱いている方の投稿が散見されます。

借金で苦しんでいる状況下で、さらに安くない弁護士費用を支払うことになるわけですから、この不安は痛いほど分かります。

しかし、弁護士費用は事務所によって料金体系が異なるため、単純に高い・安いを判断するには「費用の内訳」と「相場」を正しく理解しておく必要があります。

ここでは、具体的な費用の目安と、手元にお金がなくても依頼できる「分割払い」の仕組みについて詳しく解説します。

弁護士費用の内訳と相場との比較

一般的に、弁護士法人ユア・エースのような全国対応型の大手事務所は、個人経営の事務所と比較すると広告宣伝費や人件費がかかる分、費用が若干高めに設定されている傾向があります。

しかし、それは「法外に高い」ということではなく、業界の標準的な相場の範囲内に収まっていることがほとんどです。

債務整理（特に任意整理）にかかる費用の主な内訳は以下の通りです。

ユア・エースでは相談料が無料に設定されているため、初期のハードルは低くなっています。

手持ちゼロでも依頼可能？「分割払い」のカラクリ

「明日食べるお金もないのに、数十万円の弁護士費用なんて払えない」と諦めてしまう方もいますが、心配は無用です。

債務整理を専門とする多くの事務所では、依頼者の経済状況を考慮し、費用の「分割払い」に柔軟に対応しています。

この仕組みには、債務整理特有の「空白期間」が関係しています。

• ステップ1：受任通知で支払いが止まる弁護士と契約を結ぶと、即座に債権者（カード会社）へ「受任通知」が送られます。これが届くと、法律の効力によりカード会社への返済と督促が一時的にストップします
• ステップ2：積立金（プール金）の開始返済が止まっている数ヶ月の間（通常3ヶ月〜半年程度）、これまでカード会社への返済に充てていたお金を、代わりに「弁護士費用の積立金」として事務所へ分割で支払います
• ステップ3：和解後の返済スタート弁護士費用の積立がある程度進んだ段階で、カード会社との和解交渉がまとまり、新たな条件での返済がスタートします

つまり、まとまったお金を最初に用意する必要はなく、家計の収支を見直した中から無理なく支払える範囲で手続きを進めることが可能なのです。

事務員や弁護士の対応と流れ

Yahoo!知恵袋などの口コミで頻繁に目にするのが、「電話をしたら事務員ばかりが出てきて、弁護士と直接話せないのではないか？」という不安の声です。

人生を左右する借金問題ですから、資格を持った弁護士に直接話を聞いてもらいたいと思うのは当然のことです。

しかし、弁護士法人ユア・エースのような大規模な事務所では、効率的かつ迅速に多くの相談者を救済するために、「分業制」というシステムを採用しています。

ここでは、相談から解決までの具体的な流れと、事務員（パラリーガル）と弁護士の役割分担について、裏側の事情も含めて詳しく解説します。

なぜ最初の対応は「事務員」なのか？

問い合わせをして最初に対応するのは、多くの場合、弁護士ではなくコールセンタースタッフや専門の事務員です。

これには明確な理由があります。

弁護士は、裁判所への出廷や債権者との高度な交渉業務に時間を割く必要があります。

そのため、最初の「借入状況の聞き取り」や「基本的な制度説明」といった定型的な業務については、専門の教育を受けたスタッフが担当することで、弁護士が本来の業務に集中できる環境を作っているのです。

病院に例えると分かりやすいかもしれません。

医師の診察を受ける前に、看護師が問診や血圧測定を行いますよね？法律事務所も同様に、事務員がトリアージ（事前の振り分け・情報整理）を行うことで、相談料無料という低コストなサービスを実現しているという側面があります。

弁護士が登場するタイミングと法的ルール

「じゃあ、最後まで弁護士と話せないの？」と心配になるかもしれませんが、それは誤解です。

日本弁護士連合会（日弁連）の規定により、債務整理事件を受任する際、弁護士には「依頼者と直接面談を行い、手続きの見通しやリスクを説明する義務」が課せられています。

したがって、以下のような重要な局面では、必ず弁護士が関与します。

• 最終的な法的判断： どの手続き（任意整理・自己破産など）が適切かの決定。
• 委任契約の締結： 契約内容の重要事項説明と契約書の取り交わし。
• 個別の交渉判断： 債権者との和解条件の最終決定など。

もし、最初の電話口で事務員としか話していないとしても、正式に依頼する段階（契約時）には、対面またはオンライン等で弁護士と言葉を交わす機会が必ず設けられます。

相談から解決までの標準的なステップ

実際に依頼した場合、どのような流れで進むのかを時系列で整理しました。

1. 無料診断・問い合わせ： Webや電話でコンタクトを取ります。
2. ヒアリング（主に事務員）： 借入先、金額、収支状況などの詳細を聞き取ります。
3. 解決方針の提案と面談（弁護士）： 法律のプロとして、最適なプランを提示し、契約を結びます。
4. 受任通知の送付： 契約後すぐに債権者へ通知を送り、取り立てを止めます。
5. 積立・交渉期間： 事務員が窓口となり、積立金の管理や進捗報告を行いつつ、弁護士が交渉を進めます。
6. 和解成立・支払い開始： 交渉がまとまり次第、新しい条件での返済が始まります。

弁護士法人ユアエース会社概要

総括：弁護士法人ユアエースの知恵袋での評価

ここまで、弁護士法人ユアエースに関する知恵袋での評判や口コミ、噂の真相について解説してきました。

結論として、ネット上には「しつこい」「怪しい」といったネガティブなキーワードも並びますが、その多くは「減額診断後の確認電話」や「広告表現への違和感」に起因するものであり、事務所の実態が悪徳であるという決定的な証拠ではありません。

むしろ、懲戒処分歴がなく、多くの解決実績を持つ正規の法律事務所であることは間違いありません。

借金問題で悩んでいる方にとっては、相談先の有力な候補の一つと言えるでしょう。

大切なのは、ネットの噂だけでなく、実際に無料相談などを利用して、自分自身で対応の良し悪しを判断することです。

まずは一歩踏み出して、専門家の意見を聞いてみることをおすすめします。

※本記事の情報は執筆時点のものです。

最新の情報や正確な費用については、必ず公式サイトをご確認ください。

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