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NFT詐欺の事例と見分け方!資産を守る対策

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元サラ金店長

大手消費者金融に転職し、店長になるが、退職。 そんな私が借金の事やサラ金、闇金について語ります。 詳細プロフィール

NFT詐欺事例や見分け方を調べていると、ロマンス詐欺やSNS型投資詐欺、偽サイトや偽アプリ、LINEへの移行要求、出金できない、返金できるのか、相談窓口はどこか、といった関連ワードが次々に出てきます。

正直、どれも他人事に見えないのが怖いところです。

この記事では、私が普段から気をつけている確認ポイントをベースに、マッチングアプリを起点に起きやすいNFT詐欺の流れを整理し、怪しいサインの見分け方と、もしものときの動き方までをまとめます。

記事のポイント

  • マッチングアプリを起点とした巧妙な誘導の手口
  • 心理的な隙を突くロマンス詐欺と投資詐欺の事例
  • 偽のサイトやアプリを技術的に見分けるためのポイント
  • トラブル発生時に役立つ相談窓口と具体的な対処法

巧妙化するNFT詐欺の最新事例と手口

巧妙化するNFT詐欺の最新事例と手口

まずは、私たちが日常的に利用するツールがどのように悪用されているのか、その具体的な流れを見ていきましょう。

最近の手口は、単なる嘘というよりも「信頼関係を築いた上での裏切り」という側面が強く、非常に狡猾です。

マッチングアプリを悪用したロマンス詐欺

マッチングアプリを悪用したロマンス詐欺

マッチングアプリは今や人生のパートナーを探すための欠かせないツールとなりましたが、その一方で、誠実な利用者の「愛情」や「信頼」を逆手に取り、金銭を奪い取る出口のない罠として利用する悪質な輩が潜んでいます。

私がこれまで多くの被害事例を分析してきた中で最も痛感したのは、彼らはターゲットを騙すために驚くほど膨大な時間と手間をかけるという事実です。

これは「豚を肥えさせてから屠殺する」という比喩から「豚屠殺詐欺(Pig Butchering Scam)」とも呼ばれる手法で、最初はごく普通の、あるいは理想的なパートナーとして振る舞い、数週間から数ヶ月かけて心理的な距離を縮めてきます。

共通の趣味や日常の些細な出来事、さらにはお互いの家族や将来の夢について深く語り合い、相手が自分に対して強い好意を抱いたと確信した瞬間、彼らは牙を剥きます。

そこで初めて「二人の将来の貯蓄のために、有望なNFTプロジェクトに投資しよう」といった話題を極めて自然な形で提案してくるのです。

長期間にわたる巧妙な心理操作によって築かれた偽りの絆は、被害者から警戒心を奪い、冷静な判断を妨げます。

一度恋愛感情が入ってしまうと、どんなに客観的な矛盾があっても恋愛感情による客観的な判断力の欠如から、相手を疑うこと自体に罪悪感を感じてしまうのが、この詐欺の最も卑劣で恐ろしい部分です。

実際に、国民生活センターには「マッチングアプリで知り合った相手から投資を勧められた」という相談が急増しており、金銭的な被害だけでなく、信じていた人に裏切られたという深い精神的苦痛を負うケースが後を絶ちません。

(出典:独立行政法人国民生活センター「SNS型投資・ロマンス詐欺の現状」

ロマンス詐欺の兆候を見抜くための比較とチェックリスト

チェック項目 一般的なパートナー 詐欺師の可能性が高い反応
資産状況の確認 あまり触れてこない 貯金額や年収を執拗に確認
投資への勧誘 話題に上がらない NFTや特定のサイトを推奨
対面やビデオ通話 自然に行われる 通信障害や怪我などを理由に拒否
将来の話 現実的なすり合わせ 投資成功後の豪華な生活を強調
  • 出会って数日で「結婚」「運命」など極端に重い言葉を口にする
  • 自分のプロフィール写真がモデルのように美しく、生活感が希薄である
  • 指定したリンクからのみ閲覧可能な特別なNFTマーケットを案内する

甘い言葉の裏には必ず目的があります。

愛する人を信じたいという気持ちは理解できますが、金銭が絡む話が出た瞬間に、相手は「愛する人」ではなく「見知らぬ投資勧誘者」であるという現実に立ち返らなければなりません。

少しでも違和感を覚えたら、送金する前に必ず警察や専門の相談窓口に問い合わせ、客観的な意見を仰ぐようにしてください。

自分ひとりで抱え込むことこそ、詐欺師が最も望んでいる状況なのです。

SNS型投資詐欺の標的となる勧誘パターン

SNS型投資詐欺の標的となる勧誘パターン

マッチングアプリで育んだ一対一の信頼関係が、ある日を境に「特別な投資グループ」への招待という形ですり替わってしまうことがあります。

これは近年、極めて多くの被害を生んでいる非常に悪質な手口です。

警察庁が公表している2024年の暫定データによれば、SNS型投資詐欺およびロマンス詐欺の認知件数と被害額は過去最悪のペースで増加しており、特にマッチングアプリが最初の接触ツールとなるケースは全体の約3割にものぼります。

(出典:警察庁「令和7年11月末における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(暫定値)」

私が調べた事例の中で共通していたのは、犯人グループが「集団心理」を巧みに利用する点です。

一対一のやり取りから、LINEなどの「投資勉強会」や「VIPグループ」に誘導されると、そこには講師役やアシスタント、そして「投資で大儲けした」と報告する多数の参加者が存在します。

しかし、その参加者のほとんどはサクラであり、あなたを信じ込ませるためのエキストラに過ぎません。

周囲が次々と利益を上げている様子を見せつけられることで、「自分も乗り遅れてはいけない」という焦燥感を煽られるのです。

彼らの戦略で最も狡猾なのは、最初にわざと「偽の成功体験」を積ませることです。

相手が指定した偽のNFT取引サイトやアプリ上で、まずは数万円程度の少額投資を勧められます。

すると、画面上では驚くほど簡単に資産が増えていき、実際に出金までさせて「本当に稼げる」と確信させます。

この安心感こそが最大の罠であり、その後「今が最大のチャンスだ」と言葉巧みに数百万円単位の、あるいは全財産を注ぎ込ませるような高額入金へと誘導されます。

そして、いざ多額の資金を投入し終えた途端、サイトは閉鎖され、グループからも追放され、相手との連絡は一切取れなくなるという無情な結末が待っているのです。

SNS型投資グループ内の怪しい役割分担

登場人物 主な言動・役割 警戒すべきポイント
先生・講師 絶対的な投資指示を出す 元本保証や確実な利益を強調
アシスタント 個別に入金手順をサポート 個人名義の口座へ振込を指示
成功者のサクラ 利益確定の画像を連投する 過剰な感謝や賛美を繰り返す
マッチング相手 「私もやってるよ」と勧誘 グループへ誘導する入り口役

こうした「劇場型」の勧誘は、一人で対抗するのが非常に困難です。

少しでも不審なグループに招待されたら、即座に退会し、通報することをおすすめします。

投資の世界において、他人から勧められた特定のグループ内でしか知り得ない「絶対儲かる情報」など存在しません。

特にマッチングアプリから始まった関係が、このような組織的な投資話に発展した場合は、どれだけ相手を信じたくても、それはあなたの資産を標的にした冷徹なシナリオである可能性が極めて高いです。

偽サイトや偽アプリへ誘導するフィッシング

偽サイトや偽アプリへ誘導するフィッシング

NFT詐欺の中でも、特に技術的な知識が少ない層を狙った卑劣な手法が「偽サイト」や「偽アプリ」によるフィッシング攻撃です。

これらのサイトは、世界最大のマーケットプレイスであるOpenSeaや、有名な暗号資産取引所のデザインをミリ単位で模倣しており、一見しただけではプロでも見間違えるほどの完成度を誇ります。

攻撃者は、URLの一部を巧妙に入れ替えた「opensea-support.io」や「0pensea.xyz(数字の0を使用)」といったドメインを取得し、Googleの検索広告やSNSの偽投稿を通じて、あなたを罠へと誘い込みます。

私がこの手口で最も警戒すべきだと感じているのは、サイトにアクセスした後の「接続」というステップです。

偽サイト上で「ウォレットを接続する」というボタンを押すと、通常の署名に見せかけた悪意のあるプログラムが実行されます。

これがいわゆる「Wallet Drainer(ウォレットドレイナー)」です。

一度操作を許可してしまうと、わずか数秒の間にウォレット内の全NFTと暗号資産が攻撃者のアドレスへ一斉に転送されてしまいます。

この際、複数の資産を一度に抜き取るための高度なスマートコントラクトが裏で動いているため、被害に気づいた時にはすでに手遅れというケースがほとんどです。

さらに最近では、Apple StoreやGoogle Playにさえ、本物の取引所を装った偽アプリが紛れ込んでいる事例が報告されています。

私は、どんなに急いでいる時でも、SNSのダイレクトメッセージや広告から直接サイトに飛ぶことはせず、必ず公式プロジェクトの「認証済みX(旧Twitter)プロフィール」にあるリンクからアクセスするように徹底しています。

URLバーの横にある鍵マークだけでは、サイトの真偽は証明できないということを忘れてはいけません。

フィッシング被害を回避するための徹底チェック表

確認ポイント 本物のサイト 偽サイト・偽アプリの兆候
URLの綴り 一字一句正しい 一文字違いや余計な単語がある
接続時の挙動 認証のみを求める 執拗に全資産の承認を要求する
流入経路 公式ブックマーク等 検索広告やSNSのDMリンク
秘密鍵の要求 絶対に入力させない 復元フレーズの入力を促す

重要:少しでも怪しいと感じたら、絶対にウォレットを接続してはいけません。

接続してしまった場合は、即座に資産を別のウォレットへ移し、Revoke(承認取り消し)を行ってください。

ネットの世界では、視覚的な情報だけを信じるのは非常に危険です。

特に「無料配布(エアドロップ)」や「先行販売(プレセール)」といった、ユーザーを急がせるキャンペーンを謳うサイトには細心の注意を払いましょう。

正確な情報は常に公式サイトや公式Discordの「Announcements(告知)」チャンネルで二重、三重に確認し、最終的な判断は常に慎重に行ってください。

出金できない時に要求される税金や手数料

出金できない時に要求される税金や手数料

被害者が「利益が出たから出金したい」と申し出たとき、詐欺師はさらにお金をむしり取ろうとします。

最も多いのが「出金には20%の所得税が必要」「システム手数料を先に振り込まないとロックが解除できない」という言い訳です。

出金トラブルの注意点

正規の取引所やサービスが、出金のために「追加の入金」を求めることはまずありません。

税金は利益から差し引かれるか、自身で確定申告するものです。

「払えば出金できる」という言葉は100%嘘だと断言していいでしょう。

ラグプルによって価値が喪失するプロジェクト

ラグプルによって価値が喪失するプロジェクト

NFTの世界において、投資家が最も警戒すべき出口詐欺の代表格が「ラグプル(Rug Pull)」です。

直訳すると「足元の絨毯を引き抜く」という意味で、プロジェクトの運営側が投資家から多額の資金を集めた直後に、運営が投資家の資金を抱えたまま忽然と姿を消すという極めて悪質な手法を指します。

私がこのラグプルという言葉を初めて聞いたとき、デジタル資産特有の身軽さが、皮肉にも詐欺師にとっての「逃げやすさ」に直結しているのだと痛感しました。

ラグプルの多くは、非常に華やかなロードマップや、有名デザイナーの起用、さらには数万人規模のDiscordコミュニティといった「成功の予感」を完璧に演出した状態で始まります。

しかし、そのコミュニティの盛り上がりの実態は、自動投稿を行う「ボット」や、報酬を目当てに雇われた「サクラ」によって水増しされていることが少なくありません。

投資家が期待に胸を膨らませてNFTを購入(ミント)し、二次流通市場で価格が上がったところで、突如としてプロジェクトの根幹である流動性が一瞬で引き抜かれるか、あるいは公式のSNSアカウントやウェブサイトがすべて削除され、残されたのは「価値がゼロになったデジタル画像」だけ、という無残な光景が繰り返されています。

私がプロジェクトを精査する際、最も重視するのは運営陣が「ドクシング(Doxxed:身元公開)」されているかどうかです。

匿名性が高いWeb3の世界では、過去に成功させた実績が追跡できないプロジェクトは、ラグプルのリスクが格段に高まります。

また、スマートコントラクトのソースコードが公開されており、第三者機関による「セキュリティ監査(Audit)」を通過しているかも、最低限の防衛ラインとして確認すべきポイントです。

プロジェクトの信頼性を見極める比較表

チェック項目 信頼できる可能性が高い ラグプルの疑いあり
運営メンバー 実名・顔出し・実績あり 完全匿名・過去の実績不明
ロードマップ 具体的で実現可能性が高い 過度な爆益や抽象的な約束
監査の有無 有名機関による監査済み 未監査または自称のみ
SNSの反応 多種多様な議論がある 称賛や定型文ばかりが並ぶ

ポイント:特に「流動性のロック(Liquidity Lock)」が行われているかどうかは、DeFiやNFTプロジェクトにおいて技術的に資金持ち逃げを防ぐ重要な指標となります。

どんなにデザインが魅力的で、周囲が騒いでいたとしても、Web3の世界において「絶対に儲かる」という保証はどこにもありません。

特にインフルエンサーが急激に煽り始めたプロジェクトは、彼ら自身がラグプルの片棒を担がされている(あるいは共犯である)可能性さえあります。

大切な資産を守るためには、常に最悪のシナリオを想定し、失っても良い範囲での投資に留めると同時に、正確な情報は必ず公式サイトのホワイトペーパーや専門家による技術解析で確認する習慣を身につけましょう。

 

不審な点を見抜くためのNFT詐欺見分け方

不審な点を見抜くためのNFT詐欺見分け方

これまでの事例を踏まえ、実際に怪しい人物やサイトに出会ったとき、どのように見分けて対処すべきか、具体的な確認手順を整理します。

LINEへの移行を促す不自然な誘導への警戒

LINEへの移行を促す不自然な誘導への警戒

マッチングアプリでの出会いにおいて、挨拶もそこそこに「アプリは使いにくいからLINEで話そう」と、非常に早い段階で外部への移行を提案されたら、その時点で警戒レベルを最大限に引き上げるべきです。

私がこの手口を調べていく中で強く感じたのは、詐欺師にとってマッチングアプリという場所は単なる「獲物を見つけるための入り口」に過ぎず、運営側の監視の目が届くアプリ内に留まることは彼らにとって最大のリスクであるという点です。

多くの大手マッチングアプリでは、AIや有人パトロールによって24時間体制で不適切なメッセージの監視が行われています。

特に「投資」「暗号資産」「儲かる」といったキーワードや、不審な外部URLの送信は即座に検知され、アカウント凍結の対象となります。

詐欺師がLINEという外部のクローズドな環境へ執拗に誘導したがるのは、こうした規制を逃れ、あなたの心理をコントロールしやすくするための定石的な手段なのです。

LINEでのやり取りが始まってしまうと、アプリ運営側は一切のトラブルを把握できなくなります。

詐欺師はLINE上で親密な関係を築いた後、ある日突然、投資話を持ち出します。

もしあなたが不信感を抱いて問い詰めたり、被害に気づいたりした瞬間、彼らはアカウントを削除して完全に姿を消してしまいます。

こうなると、警察や弁護士に相談しても相手の特定は極めて困難になります。

私は、移行してしまった後に少しでも違和感を覚えたら、「アプリの方が管理しやすいから、あっちに戻って話そう」と提案してみることを推奨しています。

そこで露骨に嫌がったり、拒絶されたりするならば、相手の目的は恋愛ではなく、あなたの資産を狙った詐欺である可能性が極めて濃厚です。

マッチングアプリからの不自然な誘導を見抜く比較表

項 目 一般的なユーザー 警戒すべき人物
移行のタイミング 信頼を築いた後 マッチ直後や数往復後
主な誘導の理由 通話したい、手軽さ 規約が厳しい、消去される
アプリに戻る提案 快く応じる 拒否、退会を勧める
運営監視への反応 気にしない 執拗に監視の不備を訴える

注意:「アプリを退会したからLINEだけでやり取りしよう」という言葉も、運営への通報を逃れるための嘘である場合が多いです。

LINEへ移行することがすべて悪というわけではありませんが、そこでの話題が「将来の不安」や「副業」、そして「NFTや投資」にシフトした場合は、迷わずやり取りを中断してください。

自分の身を守るためには、相手のペースに流されず、常に「なぜ今、アプリを離れる必要があるのか?」という疑問を持ち続けることが大切です。

署名や承認の許可を求める操作の確認手順

署名や承認の許可を求める操作の確認手順

NFTの取引には、ウォレットでの「署名」が不可欠です。

しかし、詐欺サイトはこの署名プロセスをハックします。

特に注意すべきは「SetApprovalForAll」という関数です。

これは、特定のコントラクトに自分のNFTを操作する全権限を与えるもので、通常は信頼できるマーケットプレイスの出品時以外には使いません。

確認項目 安全なサイン 危険なサイン
接続先URL 公式サイト(例:opensea.io) 類似URL(例:opensea-app.top)
署名メッセージ ログイン確認や出品許可 不明なコントラクトへの全権限許可
相手の要求 対等な情報交換 特定サイトへの登録・入金指示

Wallet Drainerから秘密鍵を保護する対策

Wallet Drainerから秘密鍵を保護する対策

NFTや暗号資産を扱っていると、一度は「Wallet Drainer(ウォレットドレイナー)」という恐ろしい言葉を耳にしたことがあるかもしれません。

これは、フィッシングサイトなどを通じてあなたのウォレットから資産を一瞬で抜き取る悪質なスクリプトのことです。

私がこの仕組みを知ったとき、最も驚いたのは、インターネットに常時接続されている「ホットウォレット」だけで管理していると、たった一度の操作ミスがすべての終わりを意味するというリスクの高さでした。

MetaMaskなどのブラウザ拡張機能は非常に便利ですが、利便性と引き換えに常に攻撃の標的にさらされています。

こうした見えない脅威から大切な資産を物理的に切り離して守るために、私は「ハードウェアウォレット(コールドウォレット)」の導入が欠かせないと考えています。

ハードウェアウォレットは、ウォレットの「命」とも言える秘密鍵をデバイス内部の安全なチップに隔離して保管し、外部のインターネットから完全に遮断された状態で管理します。

この対策の最大のメリットは、取引を確定させる際に必ず手元のデバイスでの「物理的な確認」が必要になる点です。

たとえパソコンがウイルスに乗っ取られ、偽サイトで署名を誘導されたとしても、あなたがデバイスの物理ボタンを直接押さない限り、資産が送金されることはありません

このデジタルでは突破できない「物理的な壁」こそが、巧妙化するNFT詐欺から身を守るための最後の砦となります。

ウォレットの種類とセキュリティ特性の比較

比較項目 ホットウォレット ハードウェアウォレット
秘密鍵の管理 ブラウザやアプリ内 専用デバイス内のチップ
オンライン接続 常に接続状態 使用時のみ接続(オフライン)
署名の実行 画面上のクリックのみ 本体ボタンの物理的押下が必要
主な用途 頻繁な売買や少額利用 長期保有や高額資産の保護

補足:どちらか一方に絞るのではなく、普段使い用と長期保管用でウォレットを分ける「役割分担」が、安全性を高める賢い運用方法です。

もちろん、ハードウェアウォレットを使っていれば絶対に安心というわけではありません。

デバイスそのものの紛失や、リカバリーフレーズ(復元用の単語リスト)の管理には細心の注意を払う必要があります。

特に、フレーズをカメラで撮影してクラウドに保存したり、誰かに教えたりすることは、自ら金庫の鍵を渡すようなものです。

国民生活センターなどの公的機関からも、暗号資産の管理不備を突いたトラブルへの注意が呼びかけられています。

(出典:独立行政法人国民生活センター「暗号資産のトラブルにご注意!」

自分にとって大切な資産がどれくらいの価値があるのかを再確認し、それに見合った防衛策を講じることが重要です。

正確な設定方法や推奨される保管環境については、必ずメーカーの公式サイトで手順を一つずつ確認するようにしてください。

返金手続きの進め方と信頼できる相談窓口

返金手続きの進め方と信頼できる相談窓口

もしも「NFT詐欺に遭ってしまったかもしれない」と感じたなら、まずは深呼吸をして、感情を落ち着かせることが何よりも重要です。

パトロールや法的措置には迅速な初動が求められますが、焦って行動してさらなるミスを誘発しては元も子もありません。

私が最も強調したいのは、相手がアカウントを削除したり証拠を隠滅したりする前に、一刻も早く全ての情報を記録・保全することです。

ブロックチェーン上の取引は透明性が高い反面、一度実行されると取り消しが不可能です。

しかし、正確な証拠があれば、警察の捜査や取引所への凍結要請に繋げられる可能性があります。

具体的に保全すべき情報は多岐にわたります。

相手のマッチングアプリ内でのプロフィール画像やID、LINEでのトーク履歴の全スクリーンショット、誘導された偽サイトのURL、そして何より重要なのが送金時のトランザクションハッシュ(TxID)と送金先のアドレスです。

これらは「いつ、どこに、いくら送ったか」を証明する唯一無二の公的な記録となります。

残念ながら、暗号資産の匿名性や海外取引所を経由する性質上、返金が100%保証されるケースは非常に稀ですが、被害届を提出し、公的な記録として残すことは、犯人の身元特定や同様の被害を食い止めるための極めて重要な一歩となります。

信頼できる公的な相談窓口とそれぞれの役割

窓口名称 連絡先・番号 相談できる内容
警察相談専用電話 #9110 詐欺の疑いや事件性の相談
消費者ホットライン 188 契約トラブルや不当な請求
金融サービス相談室 0570-016811 無登録業者や投資のトラブル
弁護士(法テラス) 0570-078374 損害賠償や返金の法的検討

(出典:警察庁「サイバー事案に関する相談窓口」

ここで、注意してもしきれないのが「二次詐欺(リカバリー詐欺)」の存在です。

被害に遭ったことをSNSなどで発信すると、驚くほど速やかに「私はハッカーです。

あなたの資産を取り戻せます」「被害金を回収した実績がある弁護士を紹介します」といったDMが届くようになります。

しかし、これらは被害者の「わらにもすがる思い」を逆手に取った二次的な詐欺であり、調査費用や着手金という名目でさらにお金を騙し取られるケースが後を絶ちません。

自称ホワイトハッカーや、SNS上だけで活動する身元不明の団体を信用することは絶対に避けてください。

被害を回復するための正しい道筋は、必ず前述の公的な相談窓口や、実在する法律事務所を通すことです。

正確な手続きや最新の窓口情報は変更される可能性もあるため、必ず公式サイトの最新情報を確認してください。

総括:被害を最小限に抑えるNFT詐欺対策

総括

NFTの世界はまだ新しく、法整備や保護機能が追いついていない部分も多々あります。

だからこそ、私たちが自分自身の知識をアップデートし、防衛策を講じることが何よりの対策になります。

マッチングアプリでの出会いは素晴らしいものですが、お金の話が出てきたら一度立ち止まり、この記事で紹介したような「見分け方」を思い出してください。

「自分だけは大丈夫」という油断が、最大の脆弱性になります。

正確な情報は常に公式サイトや信頼できる一次情報源で確認し、少しでも「おかしいな」と感じたら、信頼できる第三者や専門家に相談することを忘れないでください。

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令和7年11月末における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(暫定値)
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/new-topics/251225/01.html

SNS型投資・ロマンス詐欺 被害発生状況等
https://www.police.pref.fukushima.jp/seianki/homepage/top_page/tegutiitiran.pdf

1億8000万円詐欺被害「NFT投資サイトで利益が出せる」 福島(2025/05/20)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tuf/1926123

ロマンス詐欺とは?主な事例や具体的な見分け方、対策を紹介(公開日・更新日 2025/03/14)
https://anshin-security.docomo.ne.jp/security_news/site/column022.html

マッチングアプリ詐欺の主な5つの手口とは?被害事例や対策を紹介(最終更新日 2025/06/12)
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