借金問題の解決に向けて司法書士事務所を探す中で、アース司法書士事務所の評判が気になっている方も多いのではないでしょうか。
実際に依頼するとなると、その料金や費用はもちろん、任意整理や自己破産といった手続きの流れ、さらには過払い金請求に関するメリットやデメリットまで、知りたいことは尽きないはずです。
また、インターネット上の口コミや体験談を参考にしつつも、万が一の失敗や後悔は避けたいと考えるのは自然なことです。
この記事では、アース司法書士事務所への相談を検討しているあなたが抱えるであろう様々な疑問に答えるため、サービス内容や評判、具体的な手続きの流れに至るまで、あらゆる情報を網羅的に分析し、詳しく解説していきます。
記事のポイント
- アース司法書士事務所のリアルな評判や口コミの内容
- 任意整理や自己破産など具体的な業務と料金体系
- 依頼する上でのメリット・デメリット
- 相談から問題解決までの具体的な手続きの流れ
アース司法書士事務所の評判と口コミを解説
- 良い口コミと利用者の声
- 悪い評判は本当にあるのか?
- ネットで見られる体験談のまとめ
- 担当者の対応は親切?
- 依頼するメリットを徹底分析
- 知っておくべきデメリットとは
良い口コミと利用者の声
アース司法書士事務所には、利用者から多くの肯定的な声が寄せられています。
特に評価されているのは、スタッフの親身な対応と、費用の分かりやすさです。
結論として、利用者満足度の高さは、丁寧なコミュニケーションと明確な料金体系に支えられていると考えられます。
その理由として、多くの口コミで「担当者が親切だった」「受付の対応が丁寧で安心した」といった、スタッフの人間性に言及する内容が目立ちます。
借金というデリケートな問題を抱える相談者にとって、威圧的でない、寄り添う姿勢は大きな安心材料となります。
具体例を挙げると、「他の事務所にも電話したが、安さと手続きのスピード感でアース司法書士事務所に決めた」という声や、「悩んでいたのが嘘のように楽になった。
信用できる事務所が一番」といった感謝の言葉が見受けられます。
これらのことから、単に手続きを代行するだけでなく、相談者の精神的な負担を軽減する役割も果たしていることがうかがえます。
悪い評判は本当にあるのか?
良い評価が多い一方で、アース司法書士事務所に関する否定的な評判も少数ながら存在します。
特に指摘されているのは、一部のスタッフの電話対応に関するものです。
したがって、全ての利用者が良い印象を持っているわけではない、という点は認識しておく必要があります。
なぜなら、ごく一部の口コミではありますが、「電話対応に好印象は持てなかった」といった手厳しい意見が見られるからです。
このような印象は、担当者の話し方や言葉遣い、あるいは相談者との相性によって生まれる可能性があります。
ただし、これはあくまで個別の事例であり、事務所全体の対応が悪いと断定するのは早計です。
実際、前述の通り、大多数の利用者からは「親切だった」という高評価を得ています。
もし最初の電話で不安を感じた場合でも、別の担当者に代わってもらう、あるいは直接面談で人柄を確認するなど、多角的に判断する姿勢が大切です。
ネットで見られる体験談のまとめ
インターネット上で散見される体験談を総合的に分析すると、アース司法書士事務所の評価は、個人の状況や担当者との相性によって大きく左右されることが分かります。
要するに、絶対的な評価というものはなく、賛否両論が存在するのが実情と言えます。
その背景には、債務整理という手続きの性質が関係しています。
例えば、費用を安く抑えられた点や、手続きがスムーズに進んだ点に満足する声がある一方で、交渉結果が期待通りではなかったり、担当者からの連絡頻度に不満を感じたりするケースも考えられます。
例えば、「大変良心的なお値段で手続きをしてもらえた」「返済の見通しがたち、とても安心した」という成功体験が語られる一方で、前述したような電話対応への不満の声も上がっています。
これらの体験談は、あくまで個人の感想であると理解し、参考情報の一つとして冷静に受け止めることが、客観的な判断につながります。
担当者の対応は親切?
アース司法書士事務所の担当者の対応については、多くの利用者から「親切で丁寧」という評価が寄せられていますが、これも一概には言えない側面があります。
これらのことから、担当者の対応は概ね良好であるものの、人によって感じ方に違いが出る可能性があると理解しておくのが賢明です。
その理由は、事務所が組織として「依頼者の利益を一番に考え、親切かつ丁寧な事務所運営をモットーに」という職務信条を掲げている一方で、最終的なコミュニケーションは個々の担当者に委ねられるためです。
ほとんどの担当者はこの信条に沿って丁寧に対応していると考えられますが、中には事務的と受け取られる対応をする人がいる可能性もゼロではありません。
「分からないことも丁寧に分かりやすく教えて頂き、心強かったです」「大変優しく丁寧に対応して頂き安心してお任せできました」といった具体的な声は、事務所の教育が行き届いている証左です。
しかし、もし担当者と合わないと感じた場合は、我慢せずに変更を申し出る権利があることを覚えておきましょう。
依頼するメリットを徹底分析
アース司法書士事務所に債務整理を依頼することには、他の事務所にはない明確なメリットが複数存在します。
これらを理解することは、事務所選びにおいて非常に重要な判断材料となります。
費用体系の明確さと経済的負担の軽減
最大のメリットは、費用体系が明快であり、経済的負担を抑えやすい点にあります。
特に、多くの事務所で設定されている「減額報酬」を原則として請求しない方針は、利用者にとって大きな魅力です。
借金の元本が減額されても、そこに対する成功報酬が発生しないため、支払う総額の見通しが立てやすくなります。
また、費用の分割払いにも柔軟に対応しているため、手元にまとまった資金がない方でも手続きを開始しやすい体制が整っています。
全国対応の柔軟な面談体制
事務所は大阪にありますが、全国からの相談に対応している点も大きな強みです。
出張面談を積極的に行っており、依頼者が事務所まで足を運ぶ負担を軽減しています。
近年では、オンラインでの面談も可能となっており、遠隔地にお住まいの方や、多忙で時間を確保するのが難しい方でも、気軽に専門家のアドバイスを受けることができます。
豊富な実績に裏打ちされた信頼性
2009年の創業以来、全国で10,000件以上の相談、3,500件以上の解決実績を積み重ねています。
この数字は、多くの困難な案件を解決に導いてきた証であり、豊富な経験とノウハウが蓄積されていることを示しています。
多様なケースに対応してきた実績があるからこそ、個々の状況に応じた最適な解決策を提案できるのです。
知っておくべきデメリットとは
多くのメリットがある一方で、依頼を検討する際にはいくつかのデメリットや注意点も理解しておく必要があります。
これらを事前に把握しておくことで、後々の誤解やトラブルを防ぐことができます。
司法書士の業務範囲による制限
アース司法書士事務所は司法書士事務所であるため、法律上の業務範囲に制限があります。
最も大きな制約は、個別の債権者(貸金業者1社)からの借金が140万円を超える案件については、代理人として交渉や訴訟を行うことができない点です。
借金の総額ではなく、1社あたりの金額であることに注意が必要です。
もし140万円を超える債務がある場合は、弁護士事務所に依頼する必要があります。
担当者による対応のばらつきの可能性
前述の通り、口コミでは担当者の対応に対する評価にばらつきが見られます。
多くの相談者が親切・丁寧な対応に満足している一方で、一部には事務的と感じたという声も存在します。
これはどの組織にも起こりうることですが、デリケートな問題を扱う債務整理においては特に重要な要素です。
無料相談などを利用して、実際に担当者と話してみて、信頼関係を築けそうか自分自身で確かめることが大切です。
アース司法書士事務所の業務内容と料金体系
- わかりやすい料金設定について
- 費用の分割払いは可能か
- 任意整理の特徴と手続き
- 自己破産の手続きと注意点
- 個人再生で借金を減額する方法
- 過払い金請求の条件と報酬
わかりやすい料金設定について
アース司法書士事務所の最大の特徴の一つは、料金体系が非常に明確であることです。
公式サイトや提供された情報、そして最新の調査結果を基にすると、利用者が事前に費用を把握しやすいように配慮されていることが分かります。
要するに、不透明な追加費用が発生しにくく、経済的な見通しを立てやすい料金設定が強みと言えます。
その理由は、特に任意整理において、着手金やオプション報酬、そして大きな負担となりがちな減額報酬を原則として請求しない方針を採っているためです。
これにより、「借金は減ったけれど、その分、専門家への報酬が高くついた」という事態を避けられます。
以下に、主な手続きの料金体系をまとめました。
ただし、事案の難易度や状況によって変動する可能性があるため、必ず依頼前の無料相談で正確な見積もりを確認してください。
手続きの種類 | 費用項目 | 金額(税込) | 備考 |
任意整理 | 基本報酬(取引中) | 1社あたり 11,000円~ | 債権者の数や債務額により変動 |
基本報酬(完済分) | 1社あたり 0円 | 完済業者への過払い金調査は無料 | |
減額報酬 | 0円 | 原則として請求なし | |
オプション報酬 | 0円 | ||
過払い金請求 | 過払い報酬 | 回収額の20% | 訴訟により回収した場合は25% |
個人再生 | 基本報酬 | 110,000円~ | 別途、裁判所への予納金等の実費が必要 |
自己破産 | 基本報酬 | 88,000円~ | 別途、裁判所への予納金等の実費が必要 |
共通 | 相談料 | 0円 | 借金問題に関する相談は何度でも無料 |
このように、各手続きの基本的な料金が明示されており、特に任意整理では柔軟な料金設定がなされていることが分かります。
任意整理の特徴と手続き
任意整理は、裁判所を利用せずに行う、最も一般的な債務整理の方法です。
司法書士が代理人として金融業者と直接交渉し、将来発生する利息のカットや、返済期間の延長などを目指します。
この手続きの最大の利点は、自己破産や個人再生と比べて手続きが簡易で、特定の業者だけを対象にできる柔軟性があることです。
依頼を開始すると、まず事務所から各債権者へ「受任通知」が送付されます。
この通知を受け取った業者は、法律により、債務者本人への直接の取り立てや連絡ができなくなります。
これにより、精神的なプレッシャーから解放され、落ち着いて生活を立て直す時間を得られます。
その後、司法書士が利息制限法に基づいた正しい金利で再計算(引き直し計算)を行い、正確な借金額を確定させます。
そして、その金額を原則として3年(36回)から5年(60回)程度の分割で返済していく和解案を提示し、債権者の合意を得ることを目指します。
この和解案がまとまれば、将来利息はかからず、返済した分だけ着実に元本が減っていくことになります。
自己破産の手続きと注意点
自己破産は、支払い不能な状態に陥った人が、裁判所の許可を得て、原則として全ての借金の支払い義務を免除してもらうための法的な手続きです。
人生の再スタートを切るための最終的な救済措置と位置づけられています。
この手続きを選択する最大のメリットは、税金など一部の例外を除き、借金がゼロになることです。
手続きは、まず住所地を管轄する地方裁判所に破産の申し立てを行うことから始まります。
申立書には、財産目録や債権者一覧表など、自身の経済状況を詳細に記した書類を添付する必要があります。
アース司法書士事務所のような専門家は、これらの複雑な書類作成を全面的にサポートしてくれます。
裁判所が支払い不能と判断すると、「破産手続開始決定」が出されます。
その後、換価できる財産があれば「管財事件」として破産管財人が選任され、財産を処分して債権者に配当します。
めぼしい財産がなければ「同時廃止」として手続きは早く進みます。
最終的に「免責許可決定」が確定すれば、借金の支払い義務がなくなります。
ただし、手続き中は特定の職業に就けない資格制限があったり、官報に氏名が掲載されたりといった注意点も存在します。
個人再生で借金を減額する方法
個人再生は、自己破産のように借金をゼロにするのではなく、裁判所の認可を得て借金を大幅に減額し、その減額された金額を原則3年間で分割返済していく手続きです。
この手続きの大きな特徴は、「住宅ローン特則」を利用することで、住宅ローンを支払い続けながらマイホームを手元に残すことができる点です。
個人再生を利用するためには、継続的な収入が見込めることが条件となります。
手続きの流れとしては、まず地方裁判所に再生手続開始の申し立てを行います。
その後、再生計画案を作成し、裁判所に提出します。
この計画案には、減額後の借金をどのように返済していくかを具体的に記載します。
計画案が債権者の書面決議(または意見聴取)を経て、裁判所から認可決定を受けると、その計画に沿った返済がスタートします。
例えば、借金総額が500万円の場合、100万円まで圧縮し、それを3年間で分割返-済するといった形になります。
自己破産のように財産を全て手放す必要がなく、資格制限もないため、多くの人にとって再建の道筋を立てやすい方法と言えます。
過払い金請求の条件と報酬
過払い金請求とは、過去に消費者金融やクレジットカード会社などに対して、法律で定められた上限金利(利息制限法)を超えて支払ってしまった利息(過払い金)を取り戻す手続きです。
長期間にわたり、いわゆる「グレーゾーン金利」で借入と返済を繰り返していた場合に、過払い金が発生している可能性が高いです。
具体的には、2010年頃より前に消費者金融などからキャッシングを利用していた方が対象となることが多いです。
過払い金があるかどうかは、業者から取引履歴を取り寄せ、利息制限法の上限金利(元本に応じて年15%~20%)で再計算することで判明します。
この計算は複雑なため、専門家に依頼するのが一般的です。
アース司法書士事務所では、過払い金請求の着手金は無料で、報酬は取り戻した金額の中から支払う完全成功報酬制です。
訴訟によらずに回収した場合は回収額の20%、訴訟を通じて回収した場合は25%が報酬となります。
借金を完済している場合は、信用情報に影響なく手続きが可能です。
返済中の場合でも、過払い金で借金がゼロになれば、同様に信用情報への影響を避けられます。
アース司法書士事務所への依頼の流れを解説
無料相談で聞けること
債務整理への第一歩は、専門家への相談から始まります。
アース司法書士事務所では、電話やメールを通じて、借金に関する相談を無料で行うことができます。
この初期相談は、自身の状況を客観的に把握し、解決への道筋を見つけるための非常に重要な機会です。
この段階では、主に以下の点について確認・相談することが可能です。
- 現在の借入状況(業者名、借入額、取引期間など)の整理
- 自身の状況に任意整理、自己破産、個人再生のどの手続きが最も適しているかの診断
- 各手続きを選択した場合のメリットとデメリットの詳細な説明
- 手続きにかかる費用の概算と、支払い方法(分割払いの可否など)
- 家族や職場に知られずに手続きを進めることが可能か
- 手続きを開始した場合の、当面の生活への影響
専門家である司法書士が、難しい法律用語を避け、分かりやすい言葉で丁寧に説明してくれます。
一人で抱え込まず、まずは気軽に現状を伝えることで、解決策が見えてくるはずです。
契約から解決までの流れ
無料相談を経て、正式にアース司法書士事務所に依頼することを決めた後の流れは、非常に体系的でスムーズです。
依頼者が混乱しないよう、各ステップで丁寧な説明とサポートが行われます。
- お申込み・受任契約の締結 相談内容に納得したら、委任契約書を取り交わします。この時点で、依頼者と事務所の間の正式な契約が成立します。
- 債権者への受任通知の発送 契約後、事務所は直ちに各債権者に対して「受任通知」という書面を発送します。この通知が債権者に届いた時点から、法律により本人への直接の督促や電話連絡が全面的にストップします。これにより、精神的な平穏を取り戻し、生活の再建に集中できる環境が整います。
- 取引履歴の開示請求と引き直し計算 並行して、事務所は各債権者からこれまでの取引履歴を取り寄せます。そして、利息制限法に基づいた正しい金利で再計算(引き直し計算)を行い、法的に支払うべき正確な借金の額、または発生している過払い金の額を確定させます。
- 和解交渉(任意整理の場合) 任意整理の場合は、確定した借金額を基に、将来利息のカットや3年~5年での分割返済を盛り込んだ和解案を作成し、各債権者と交渉を行います。事務所は、依頼者の希望にできるだけ沿えるよう、粘り強く交渉を進めます。
- 和解成立・返済開始 全ての債権者と和解が成立すると、和解書を取り交わします。その後、依頼者は和解内容に沿って、毎月の返済を開始します。事務所が代理で送金を行うサービスなどもあり、返済管理の負担を軽減することも可能です。自己破産や個人再生の場合は、裁判所への申立て準備を進めていくことになります。
会社概要
事務所情報 | |
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事務所名 | アース司法書士事務所 |
所在地 | 〒530-0038 大阪府大阪市北区紅梅町1-7 久幸ビル4階 |
司法書士 | 近藤 陽介 |
認定番号 | 第612074号 |
総括:アース司法書士事務所の総評まとめ
- アース司法書士事務所は債務整理を専門とする事務所である
- 良い口コミでは親切な対応や料金の安さが評価されている
- 悪い口コミでは一部の電話対応に不満の声が見られる
- 担当者との相性によって評価が分かれる可能性がある
- メリットは明確な料金体系と全国対応の柔軟性にある
- 任意整理では減額報酬が原則かからない
- 費用の分割払いが可能で初期費用を抑えられる
- 創業10年以上で相談・解決実績が豊富である
- デメリットは司法書士の業務範囲の制限である
- 1社あたり140万円を超える借金には対応できない
- 任意整理、自己破産、個人再生、過払い金請求に対応している
- 相談は何度でも無料で、電話やメールで受け付けている
- 依頼後は受任通知により最短即日で取り立てが停止する
- 依頼者に寄り添い、生活再建をサポートする姿勢を重視している
- 依頼前には無料相談を活用し、自身で納得することが大切である
借金問題は一人で抱え込まず、専門家に相談することが解決への第一歩です。
この記事では、アース司法書士事務所の評判や料金体系、具体的な手続きの流れについて、多角的な視点から詳しく解説してきました。
事務所選びで最終的に大切なのは、ご自身の状況を親身に聞いてくれ、信頼できると感じる専門家を見つけることです。
そのための判断材料として、本記事でご紹介したメリット・デメリットや、利用者のリアルな口コミが参考になるはずです。
アース司法書士事務所では無料相談を実施していますので、まずは一度、現状を話してみることから始めてみてはいかがでしょうか。
この記事が、あなたの新たな人生の再スタートに向けた、はじめの一歩となれば幸いです。
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