借金問題は誰にも相談できず、一人で抱え込んでしまいがちな悩みです。
「弁護士に相談したいけれど、どこが良いのか分からない」
「サンク法律事務所の名前をよく見るけれど、実際のところはどうなの?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
特に、インターネット上には「電話がしつこい」といったネガティブな噂や、「費用が高いのではないか」という懸念の声も散見されるため、依頼する前に真実を知っておきたいと考えるのは当然のことです。
そこで今回は、私が独自にリサーチした情報をもとに、サンク法律事務所(旧樋口総合法律事務所)の特徴や任意整理の口コミ、費用の詳細について深く掘り下げて解説します。
記事のポイント
- 2chや知恵袋などネット上の口コミから見える評判の傾向と分析
- 「電話がしつこい」という噂の背景にある事情と正しい対処法
- 任意整理にかかる具体的な費用の内訳と他事務所との比較
- 相談から解決までの具体的な流れと、家族にバレないための配慮
サンク法律事務所での任意整理の評判と費用

借金の悩みを解決するために専門家を探す際、最も気になるのは「実際に利用した人のリアルな声」と「費用がいくらかかるのか」という現実的な問題ではないでしょうか。
ここでは、サンク総合法律事務所に関するネット上の様々な口コミや評判を分析し、さらに費用の仕組みについても詳しく解説していきます。
5ch(2ch)や知恵袋での口コミや評判を徹底調査

公式ホームページに掲載されている「お客様の声」だけでは分からない、利用者のリアルな本音を探るために、匿名性の高い掲示板である2ch(現在の5ch)や、具体的な相談が寄せられるYahoo!知恵袋などのQ&Aサイトを徹底的にリサーチしました。
忖度のない意見が集まるこれらの場所では、サンク総合法律事務所に対して賛否両論様々な書き込みが見られますが、それらを詳細に分析すると、単なる「良し悪し」以上の具体的な傾向が浮かび上がってきました。
ポジティブな口コミ:人間味のある対応と圧倒的な安心感

良い評判として特に目立つのが、「相談者の心に寄り添う姿勢」に対する評価です。
借金問題を抱える方の多くは、「浪費を叱責されるのではないか」「だらしない人間だと見下されるのではないか」という強い不安と罪悪感を抱えて相談の電話をかけます。
しかし、実際の口コミでは以下のような感謝の声が数多く見受けられました。
- 「借金をした理由を正直に話しても、一切否定せずに聞いてくれた」
- 「事務的な手続きの説明だけでなく、『一緒に頑張って生活を立て直しましょう』と励ましてくれた」
- 「他の事務所では断られた難しい案件だったが、親身になって話を聞いてくれた」
また、対応のスピード感に関しても高い評価が集まっています。
「依頼したその日の午後に、毎日のように鳴っていた督促の電話がピタリと止まった」という書き込みは、まさにプロの介入による法的効力を実感した瞬間であり、精神的な平穏を取り戻せたことへの安堵感が伝わってきます。
ネガティブな口コミ:分業制による弊害とコミュニケーションの相性

一方で、批判的な意見や不満の声も存在します。
これらを分析すると、大規模事務所ならではの「構造的な課題」が見えてきます。
よく見られるのが、「最初の電話受付の対応が事務的だった」「担当事務員によって態度に差がある」といった意見です。
サンク総合法律事務所は月間600件以上という膨大な相談を処理するため、弁護士と事務スタッフが役割分担をする分業制をとっています。
そのため、初期対応や書類収集の連絡を行う事務スタッフの対応が、相談者の期待する「温かさ」と乖離してしまい、「冷たい」「マニュアル通り」と感じさせてしまうケースがあるようです。
また、「電話が繋がりにくい時間帯がある」という指摘もあります。
これは人気の裏返しでもありますが、仕事の合間を縫って連絡をしている依頼者にとってはストレスの要因となり得ます。
ネット上の口コミは、不満を持った人ほど書き込みたくなる心理が働くため、ネガティブな意見が目立ちやすい傾向があります。
しかし、担当者との相性は人それぞれです。
「事務的」という評価も、裏を返せば「テキパキとしていて無駄がない」とも捉えられます。
重要なのは、ネットの評判を鵜呑みにせず、無料相談を利用して実際に自分の耳で担当者のトーンや対応の質を確かめることです。
もし「合わない」と感じれば、その場で依頼を断ることも可能ですので、まずは第一歩を踏み出してみることをおすすめします。
電話がしつこいという噂の真相を解説

Googleなどの検索エンジンで「サンク法律事務所」と入力しようとすると、サジェスト(予測変換)機能によって「電話 しつこい」「迷惑電話」といった不穏なキーワードが表示されることがあります。
これから相談しようとしている方にとって、このようなワードは大きな不安要素となるでしょう。
しかし、私が調査した結果、この「しつこい」と感じられる電話には、法律事務所ならではの明確な理由と、ある種の「認識のズレ」が存在することが分かりました。
ここでは、なぜ頻繁に電話がかかってくるのかという背景と、それに対するストレスのない対処法を詳しく解説します。
なぜ「しつこい」と感じるほど電話がかかってくるのか

電話が頻繁にかかってくる主な原因は、Web上で提供されている「借金減額診断(シミュレーター)」や「無料相談メール」への申し込みに対する折り返し連絡です。
これには、利用者側と事務所側の間に、以下のような「温度差」があることが関係しています。
| 利用者側の心理 | 事務所側の心理 |
|---|---|
| 「とりあえずどれくらい減るか知りたいだけ」
「匿名だし、軽い気持ちで試してみよう」 |
「借金に苦しんでいる方からのSOSだ」
「一刻も早く状況を確認して、解決策を提案しなければ」 |
法律事務所にとって、借金の相談は「緊急性」が高い案件です。
放置すれば遅延損害金が膨らみ、最悪の場合は給料や財産の差し押さえに発展するリスクがあります。
そのため、事務所側は「相談者を救済しなければならない」という使命感から、連絡がつくまで何度も電話をかける業務フローになっていることが多いのです。
また、申し込み者が電話番号を誤って入力してしまい、全く関係のない第三者に電話がかかってしまっているケースもあります。
この場合、受け手にとっては身に覚えのない電話が何度も来るため、「迷惑電話だ」と感じて口コミに投稿する要因となります。
無視や着信拒否は逆効果?正しい対処法

知らない番号からの着信は怖いものですが、ただ無視をしたり着信拒否をしたりするのは、実は最善策ではありません。
事務所側は「まだ連絡がついていない」「緊急の事態が起きているかもしれない」と判断し、日時を変えたり、別の電話番号を使ったりして連絡を試みる可能性があるからです。
電話を止めるための最も確実で手っ取り早い方法は、「一度電話に出て、はっきりと意思を伝えること」です。
相談するつもりがない、あるいは今は話せないという場合は、以下のように伝えれば、それ以上無闇に電話がかかってくることはありません。
電話を止めるための会話例
- 相談が不要な場合:「シミュレーションを試してみただけなので、具体的な相談は必要ありません,電話リストから削除していただけますか」
- 今は忙しい場合:「現在は仕事が立て込んでおり電話に出られません,相談が必要になったらこちらから連絡しますので、連絡は控えてください」
- 間違い電話の場合:「借金の相談をした覚えはありません,おそらく番号の間違いだと思います」
サンク総合法律事務所は正規の弁護士法人であり、悪質な勧誘業者ではありません。
こちらの意思を明確に伝えれば、しつこく食い下がってくることはないので安心してください。
意思表示をすることが、お互いにとってのストレス解消への近道です。
任意整理の費用は高いのか相場と比較

専門家に依頼する際、最も大きなハードルとなるのが「費用」の問題です。
「借金を減らすために依頼するのに、高額な弁護士費用でかえって生活が苦しくなっては本末転倒だ」と不安になるのは当然のことです。
インターネット上では「サンク法律事務所は高い」という意見を見かけることもありますが、それは本当なのでしょうか。
ここでは、サンク総合法律事務所の具体的な費用体系を提示し、業界の一般的な相場と比較しながら、そのコストパフォーマンスについて冷静に検証していきます。
サンク総合法律事務所の費用体系

まずは、公式サイト等の情報に基づいた具体的な費用を確認しましょう。
すべて税込表記です。
| 項目 | 金額(税込) | 内容・備考 |
|---|---|---|
| 相談料 | 0円 | 何度でも無料で相談可能 |
| 着手金 | 55,000円~ | 債権者1社あたりにかかる初期費用 |
| 報酬金 | 11,000円~ | 債権者1社あたりの解決報酬 |
| 減額報酬 | 11% | 交渉により減額できた金額に対して発生 |
| 過払い金報酬 | 22% | 回収した過払い金に対して発生
(訴訟による回収の場合は27.5%) |
相場との比較:なぜ「高い」と言われるのか?

弁護士費用の相場は、事務所によって大きく異なりますが、一般的な目安としては以下の通りです。
- 着手金相場: 20,000円~50,000円程度
- 報酬金相場: 20,000円~40,000円程度
- トータル(1社あたり): 40,000円~90,000円程度 + 減額報酬(10%前後)
この相場とサンク総合法律事務所を比較してみると、一つの特徴が見えてきます。
それは、「着手金(55,000円)は相場よりやや高めだが、報酬金(11,000円)は相場よりかなり安い」という点です。
多くの人がWebサイトで料金表を見た瞬間、最初に目に入る「着手金」の金額だけで判断してしまい、「他より高い」と感じてしまう傾向があります。
これが「サンク法律事務所は高い」という噂の一因と考えられます。
しかし、実際に支払う総額(着手金+報酬金)で計算してみると、1社あたり66,000円(+減額報酬)となり、業界の平均的な価格帯にしっかりと収まっていることが分かります。
トータルコストで見ることが重要
「着手金が安いから」という理由だけで他の事務所を選んだ結果、後から請求される「解決報酬金」や「事務手数料」が高額で、最終的な支払い総額がサンク法律事務所よりも高くなってしまった、というケースも珍しくありません。
目先の金額だけでなく、解決までにかかる費用の総額で比較することが大切です。
「安さ」だけで選ぶリスクとサンクの価値

費用はもちろん安いに越したことはありませんが、任意整理において最も重要なのは「どれだけ借金を減らせるか(将来利息をカットできるか)」という結果です。
極端に費用が安い事務所の中には、案件を大量に処理するために交渉を簡略化し、依頼者に不利な条件(利息が残る、分割回数が少ないなど)で早期和解してしまうところも存在すると言われています。
もし交渉力が弱く、将来利息を完全にカットできなければ、たとえ弁護士費用が数万円安かったとしても、支払う借金の総額は何十万円も損をしてしまう可能性があります。
その点、サンク総合法律事務所は月間600件以上もの相談実績を持ち、貸金業者との交渉ノウハウが豊富です。
多少の費用がかかっても、しっかりとした交渉で有利な和解条件(利息カットや長期分割)を引き出してくれるのであれば、結果的なコストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。
※記載している費用は記事執筆時点での情報です。
個別の借入状況(訴訟の有無など)によって変動する可能性がありますので、正確な見積もりは必ず無料相談時にご確認ください。
費用の分割払いは可能か支払いの仕組み

「明日の返済すら厳しい状況で、数万円もの弁護士費用を一括で払うなんて絶対に無理だ」
借金問題の相談を躊躇する最大の理由は、この「費用の支払いへの不安」ではないでしょうか。
しかし、結論からお伝えすると、サンク総合法律事務所では手元にまとまった現金が1円もない状態からでも依頼が可能です。
なぜなら、依頼者の経済状況を深く理解しているからこそ、初期費用0円でのスタートや、無理のない分割払いに柔軟に対応する仕組みが整えられているからです。
ここでは、お金がない状況でもなぜ依頼ができるのか、その具体的な「カラクリ」とも言える支払いの仕組みについて解説します。
返済ストップ期間を利用した「積立金」システム
サンク法律事務所で採用されている分割払いは、単なるローンのようなものではなく、債務整理特有のタイムラグを賢く利用した「積立金(プール金)」というシステムです。
具体的な流れは以下の通りです。
| ステップ1:受任通知の送付 | 正式に依頼をすると、弁護士から債権者へ「受任通知」が送られます,これにより、法的に借金の返済と督促が一時的にストップします |
|---|---|
| ステップ2:費用の積立開始 | 返済が止まっている期間(通常3ヶ月~半年程度)を利用して、これまで業者への返済に充てていたお金を、弁護士費用の分割払い(積立金)として事務所へ振り込みます |
| ステップ3:交渉と費用の精算 | 積立金が弁護士費用の総額(または規定の金額)に達した段階、もしくは並行して、弁護士が業者との和解交渉を進めます |
| ステップ4:和解後の返済開始 | 弁護士費用の支払いが完了した後、業者との和解に基づいた新しい条件(減額された月々の返済額)での返済がスタートします |
「二重払い」にならないから安心
このシステムの最大のメリットは、「業者への借金返済」と「弁護士費用の支払い」が被らない(二重払いにならない)という点です。
例えば、これまで毎月5万円を借金返済に回していたとします。
依頼後はその返済がストップするため、浮いた5万円の中から無理のない範囲(例:3万円など)を弁護士費用の積立に回すことができます。
つまり、新たな資金を用意する必要はなく、現在の家計の中でやりくりが可能になるのです。
生活再建のトレーニングにもなる
この積立期間は、単に費用を払うだけでなく、「借金に頼らず、決まった金額を毎月支出する」という家計管理のリハビリ期間(生活再建のトレーニング)としての役割も果たします。
この期間に安定して積立ができれば、和解後の返済も自信を持って続けられるはずです。
支払いが遅れそうな時は必ず連絡を

分割払いは事務所との信頼関係の上に成り立っている制度です。
もし、病気や急な出費などで今月の積立金が払えないという状況になった場合は、放置せずに必ず事前に担当者へ相談してください。
連絡なしに積立金の滞納が続くと、「返済の意思がない」「生活再建が困難」と判断され、最悪の場合は辞任(契約解除)となってしまうリスクがあります。
辞任されると、再び債権者からの激しい督促が始まってしまいます。
サンク法律事務所は事情を話せば柔軟に相談に乗ってくれる事務所ですので、困った時こそ早めの連絡を心がけましょう。
実際に解決した事例や体験談を紹介

「自分の借金はもう手遅れかもしれない」「ギャンブルで作った借金なんて相手にされないのではないか」
借金問題を抱えていると、どうしてもネガティブな思考に陥りがちです。
しかし、サンク総合法律事務所には月間600件以上もの相談が寄せられており、そこにはあなたと同じように悩み、そして解決していった数多くの先輩たちがいます。
ここでは、実際にサンク法律事務所で手続きを行い、生活再建を果たした方の具体的な解決事例を紹介します。
数字の変化だけでなく、どのような背景があり、どうやって解決に至ったのかを知ることで、あなた自身の未来をイメージする参考にしてください。
事例1:ギャンブル・浪費による自転車操業からの脱出(20代男性・会社員)

パチンコにはまり、軍資金欲しさに消費者金融に手を出したのがきっかけでした。
最初は少額でしたが、負けを取り返そうと借入を繰り返し、気づけばクレジットカードのリボ払いも含めて4社から総額210万円の借金に。
返済のために別の業者から借りる「自転車操業」に陥り、月々の返済額は6.5万円にまで膨れ上がっていました。
男性の最大の懸念は「同居している親に絶対に知られたくない」ということでした。
サンク法律事務所は、裁判所を通さず家族への通知も行かない「任意整理」を提案し、迅速に手続きを進めました。
| 項目 | 手続き前 | 手続き後(任意整理) |
|---|---|---|
| 借入総額 | 210万円 | 210万円(元金は変更なし) |
| 将来利息 | 年15%〜18% | 全額カット(0%) |
| 月々の返済額 | 約65,000円 | 約42,000円 |
| 返済期間 | 終わりの見えない状態 | 約4年(50回払い)で完済確定 |
任意整理の結果、今後発生するはずだった高額な「将来利息」を全額カットすることに成功しました。
これにより、月々の返済額が2万円以上減っただけでなく、「返済した分だけ確実に借金が減っていく」というゴールが見える状態になりました。
また、郵便物を局留めにするなどの配慮により、家族に怪しまれることなく完済への道を歩み始めています。
事例2:生活苦による多重債務をリセット(30代女性・主婦)

夫の怪我による収入減少がきっかけで、生活費を補填するために借入を開始。
最初はすぐに返せると思っていましたが、高い金利負担で元金が減らず、借金返済のために借金を重ねる悪循環に。
最終的には7社から総額650万円まで借金が膨らみ、月々の返済額は10万円を超えてしまいました。
収入から生活費を引くと返済に回せるお金はほとんどなく、任意整理での分割払いも困難な状況でした。
そこで弁護士は、借金の支払い義務を免除してもらう「自己破産」を提案しました。
| 項目 | 手続き前 | 手続き後(自己破産) |
|---|---|---|
| 借入総額 | 650万円 | 0円(全額免責) |
| 月々の返済額 | 約100,000円 | 0円 |
| 精神的負担 | 督促に怯える日々 | 平穏な生活を取り戻す |
当初、女性は「自己破産=人生の終わり」という強いマイナスイメージを持っており、決断を躊躇していました。
しかし、担当弁護士から「自己破産は国が認めた生活再建のための権利であること」「戸籍に載ることもなく、選挙権もなくならないこと」など丁寧な説明を受け、決意を固めました。
結果として、裁判所から免責許可が下り、650万円の借金はすべて帳消しとなりました。
「もう督促の電話に怯える必要がない」という精神的な解放感は、何物にも代えがたい救いとなったようです。
解決方法は一つではない
これらの事例から分かるように、借金の理由や金額、家計の状況によって最適な解決方法は異なります。
サンク総合法律事務所では、依頼者の希望(家族に内緒にしたい、家を残したいなど)を最優先に考え、任意整理、自己破産、個人再生の中からベストな選択肢を提案してくれます。
一人で悩まずに相談することで、必ずあなたに合った「解決の道筋」が見えてくるはずです。
サンク法律事務所に任意整理を依頼する流れ

「依頼したいけれど、手続きが難しそう」と感じている方のために、実際にサンク総合法律事務所に任意整理を依頼する場合の手順を解説します。
無料相談から始まり、借金の督促が止まり、最終的に和解が成立するまでの流れをシミュレーションしてみましょう。
無料相談から和解成立までの期間と手順

「弁護士に依頼したら、その後はどうなるの?」「面倒な手続きを自分でやる必要はある?」といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。
任意整理は、裁判所を通さない手続きであるため、依頼者がやるべきことは非常に少なく、実務のほとんどを弁護士が代行してくれます。
ここでは、サンク総合法律事務所に相談してから、借金問題が解決(和解)し、新たな返済がスタートするまでの具体的なロードマップを5つのステップで解説します。
1. 無料相談への申し込みとヒアリング
まずは現状を変えるための第一歩、無料相談への申し込みです。
サンク総合法律事務所では、24時間365日、電話やWebフォームからの問い合わせを受け付けています。
「借金の総額が正確に分からない」「どの会社から借りているかあやふやだ」という状態でも問題ありません。
まずは「返済が苦しい」という現状を伝えるだけで十分です。
専門のスタッフが丁寧にヒアリングを行い、状況を整理してくれます。
2. 弁護士との面談・最適なプランの提案
ヒアリング内容に基づき、弁護士と具体的な解決策について話し合います。
ここでは、単に任意整理を勧めるだけでなく、あなたの収入や家計の状況、守りたい財産(車や住宅など)を考慮した上で、「本当に生活が再建できるベストな方法」を提案してくれます。
任意整理のメリット(利息カットなど)だけでなく、デメリット(ブラックリスト登録など)についても詳細な説明があります。
内容に十分納得し、「ここなら任せられる」と判断した場合のみ、正式に「委任契約」を結びます。
3. 受任通知の送付(督促ストップ)と取引履歴の開示
契約が完了すると、弁護士は直ちに各債権者(貸金業者)に対して「受任通知(介入通知)」を送付します。
これは「弁護士が代理人になったので、以後の連絡や請求はすべて弁護士を通してください」という法的な通知です。
この通知が業者に届いた時点で、あなたへの電話や郵便による督促、および借金の返済が一時的にストップします。
これまでの精神的なプレッシャーから解放され、平穏な日常を取り戻せる瞬間です。
同時に、業者はこれまでの貸し借りの記録(取引履歴)を弁護士に開示します。
4. 引き直し計算・和解交渉
業者から開示された取引履歴をもとに、弁護士が正確な借金総額を計算し直します(引き直し計算)。
もし、過去に利息制限法の上限を超える高い金利(グレーゾーン金利)で取引していた期間があれば、払いすぎた利息が元金から差し引かれ、借金が減ったり、「過払い金」として手元に戻ってきたりする可能性があります。
正確な借金額が確定した後、弁護士は業者との交渉に入ります。
ここが弁護士の腕の見せ所です。
- 将来利息の全額カット(今後払う利息を0にする)
- 返済期間の延長(3年〜5年の長期分割で月々の負担を減らす)
- 遅延損害金のカット
これらの条件を勝ち取るために、粘り強く交渉を行います。
5. 和解成立・返済開始
弁護士と業者の間で合意に至れば、「和解成立」となります。
和解内容を記した合意書を取り交わし、それに従った新しい条件での返済がスタートします。
相談から和解成立までにかかる期間は、債権者の数や交渉の難航度合いにもよりますが、一般的に3ヶ月から半年程度です。
この期間中、依頼者が直接業者と話をすることは一切ありません。
全ての手続きが完了したという報告を待つだけで、借金問題の解決に向けたレールが敷かれます。
和解後の返済も代行可能
和解後はご自身で各業者へ銀行振込を行うのが基本ですが、サンク総合法律事務所では「送金代行サービス」も利用可能です。
これは、毎月の返済総額と手数料を事務所に一括で振り込めば、事務所が各業者へ分配して振り込んでくれるサービスです。
「振込先が多くて面倒」「振込忘れが心配」という方におすすめです。
家族に内緒でバレずに手続きする方法

「借金があること自体をパートナーに隠している」「親に心配をかけたくないから絶対に知られたくない」
借金問題のご相談において、約半数以上の方がこのような「家族への秘密」を希望されます。
結論から申し上げますと、数ある債務整理の手続きの中で、任意整理は最も家族にバレるリスクが低い方法です。
サンク総合法律事務所では、ご家族と同居されている方でも安心して手続きが進められるよう、プライバシー保護を徹底した厳格な運用ルールを設けています。
ここでは、具体的にどのような対策が取られているのか、そしてなぜ任意整理ならバレずに済むのかを詳しく解説します。
事務所が行う「秘密厳守」のための具体的対策

弁護士には守秘義務がありますが、サンク法律事務所ではそれをさらに一歩進め、生活環境に溶け込むような細やかな配慮を行っています。
| リスクの要因 | 具体的な回避・配慮策 |
|---|---|
| 電話連絡 |
|
| 郵便物 |
|
| 振込履歴 |
|
手続きの仕組み自体がバレにくい理由

事務所の配慮に加え、任意整理という手続きの性質そのものにも、家族にバレにくい大きな理由があります。
- 裁判所を使わない:自己破産や個人再生とは異なり、任意整理は裁判所を通さない「私的な交渉」です,そのため、裁判所から自宅に通知書(呼出状など)が届くことは一切ありません
- 官報に載らない:国の広報誌である「官報」に氏名や住所が掲載されることがないため、第三者に知られるリスクがありません
- 対象を選べる:車のローンや住宅ローン、連帯保証人がついている借金を手続きから除外し、それ以外のカードローンだけを整理することができます,これにより、車や家の没収を回避し、普段通りの生活を維持しながら借金を減らすことが可能です
それでもバレる「意外なきっかけ」と対策

弁護士側の対策は万全でも、日常生活の些細な変化からご家族に怪しまれてしまうことがあります。
最後まで秘密を貫くためには、ご自身の行動にも少しだけ注意が必要です。
ここだけは注意!バレるきっかけチェックリスト
- クレジットカードが使えなくなる:手続きをするとブラックリスト(信用情報)に載るため、カードが利用停止になります。「磁気が壊れた」「使いすぎて限度額を下げたから、しばらく現金にする」などの自然な言い訳を用意しておきましょう
- 家計簿の不自然な動き:返済がストップして手元のお金が増えたり、逆に積立金で支出が増えたりするタイミングは要注意です,へそくりとして管理するなど、不自然に見えない工夫が必要です
サンク総合法律事務所は、こうした「生活上の言い訳」や「怪しまれないための振る舞い」についても、過去の豊富な事例からアドバイスを行っています。
絶対に秘密にしたいという方は、無料相談の段階ではっきりとその旨をお伝えください。
依頼前に知るべき注意点やデメリット

任意整理は、自己破産のように財産を失うことなく借金の負担を減らせる非常に有効な手段です。
しかし、魔法のようにリスクなしですべてが解決するわけではありません。
後になって「こんなはずじゃなかった」「生活が不便になった」と後悔しないために、契約書にサインをする前に必ず理解しておくべきデメリットやリスクについて、包み隠さず解説します。
いわゆる「ブラックリスト」への登録

任意整理を行う上で避けて通れない最大のデメリットが、信用情報機関への事故情報登録、通称「ブラックリスト入り」です。
弁護士が受任通知を送付した時点で、信用情報に「異動」等の情報が記録されます。
これにより、完済してから約5年間は、以下のような金融取引が極めて難しくなります。
- クレジットカードの利用・新規作成:現在持っているカードは強制解約となり、新しいカードも審査に通りません,今後はデビットカードやプリペイドカードで代用する必要があります
- 各種ローンの契約:住宅ローン、自動車ローン、教育ローンなどの審査に通らなくなります
- スマートフォンの端末分割払い:携帯電話の通信契約自体は可能ですが、高額な端末代金の分割払いは「ローン契約」とみなされるため、審査に落ちる可能性があります,機種変更の際は一括払いが必要になるケースが多いです
- 賃貸住宅の審査への影響:信販系の保証会社を利用する物件の場合、入居審査に通らないことがあります(信販系以外の保証会社であれば問題ありません)
(出典:金融庁『多重債務相談窓口の案内など』)
借金自体がゼロになるわけではない
自己破産とは異なり、任意整理はあくまで「将来の利息をカットして、元金を分割で支払っていく」手続きです。
借金の元金そのものが減るわけではありません(過払い金が発生している場合を除く)。
そのため、手続き後も3年~5年かけて返済を継続するための「安定した収入」が不可欠です。
「収入がない」「元金だけでも返済できる見込みがない」という場合は、任意整理ではなく自己破産や個人再生を検討する必要があります。
近年厳格化している「和解条件」
以前は多くの貸金業者が柔軟な交渉に応じてくれましたが、近年は一部の業者が経営方針を厳格化しており、和解条件が厳しくなる傾向にあります。
厳しい業者の対応例
- 「将来利息のカットには応じない」と主張してくる
- 通常5年(60回)払いのところ、3年以内の返済を求めてくる
- 和解時に「頭金」としてまとまった金額の入金を求めてくる
サンク総合法律事務所のような実績のある事務所であれば粘り強く交渉してくれますが、相手業者によっては、必ずしも「100%希望通りの条件」で和解できるとは限らないことを知っておく必要があります。
督促がストップするタイミングと受任通知

借金問題で最も心を削られるのが、朝から晩まで鳴り止まない携帯電話の着信音や、自宅のポストに届く赤い封筒(督促状)ではないでしょうか。
「家族にバレるかもしれない」「職場に電話が来るかもしれない」という恐怖は、日常生活を送る上で計り知れないストレスとなります。
弁護士に依頼する最大のメリットの一つは、この「督促地獄」から法的に、そして即座に解放されることです。
ここでは、なぜ督促が止まるのかという法的な仕組みと、サンク総合法律事務所における具体的な停止タイミングについて解説します。
「受任通知」が持つ強力な法的効力
正式にサンク総合法律事務所と委任契約を結ぶと、弁護士は直ちに各債権者(貸金業者)に対して「受任通知(介入通知)」を発送します。
これは単なるお知らせではなく、貸金業法という法律に基づいた強力な効力を持つ通知です。
貸金業法第21条第1項第9号では、以下のように定められています。
債務者が弁護士や司法書士に債務整理を依頼し、その旨の通知(受任通知)を貸金業者が受け取った場合、正当な理由なく電話や訪問、郵便などで債務者に返済を要求してはならない。
つまり、受任通知が業者に届いた瞬間から、業者による本人への直接の取り立て行為は法律で禁止されるのです。
これにより、業者は弁護士を通さずにあなたへ連絡することが一切できなくなります。
いつ止まる?サンク法律事務所のスピード対応

では、具体的に「いつ」止まるのでしょうか。
これは弁護士事務所の対応スピードに大きく依存しますが、サンク総合法律事務所は借金問題に特化した事務所であるため、この初動対応の速さに定評があります。
- 最短で依頼当日にストップ:平日の早い時間帯に契約が完了すれば、その日のうちに受任通知をFAXなどで送信し、即日で督促が止まるケースも珍しくありません
- 遅くとも数日以内:郵送のタイムラグを含めても、通常は依頼から2〜3日以内にはほぼ全ての督促が停止します
入れ違いでの連絡に注意
受任通知を送付した直後は、業者の社内処理が追いつかず、入れ違いで督促の電話がかかってきたり、自動送信メールが届いたりすることがあります。
その場合は、「弁護士に依頼しましたので、サンク法律事務所へ連絡してください」とだけ伝えれば問題ありません。
焦って自分で対応や約束をしないようにしましょう。
督促が止まらない例外ケース
基本的に貸金業者からの督促は止まりますが、以下のケースは例外となるため注意が必要です。
- 裁判所からの通知:すでに業者が訴訟を起こしている場合、裁判所から届く「特別送達」などの通知は止まりません,これを受け取ったらすぐに弁護士へ報告してください
- 個人的な借金:知人や友人、親族からの借金には貸金業法が適用されないため、受任通知を送っても法的な強制力で督促を止めることはできません(交渉をお願いすることは可能です)
- ヤミ金業者:法律を無視して営業している違法業者(ヤミ金)の場合、受任通知を無視して執拗に嫌がらせを続けてくることがあります,ヤミ金利用がある場合は、必ず最初の相談時にその旨を申告してください
督促が止まるということは、単に電話が鳴らなくなるだけでなく、「精神的な平穏」を取り戻すことを意味します。
冷静さを取り戻して初めて、これからの生活再建に向けた前向きな話し合いができるようになるのです。
総括:サンク法律事務所の任意整理の評判

ここまで、サンク総合法律事務所での任意整理について、評判や費用、手続きの流れを詳しく見てきました。
月間600件以上という豊富な相談実績と、24時間365日対応の相談窓口は、借金問題に悩む方にとって非常に心強い存在と言えるでしょう。
借金問題は、時間が経てば経つほど利息が増え、状況が悪化してしまいます。
「返済が苦しい」「もうどうにもならない」と感じたら、それは専門家の助けが必要なサインです。
一人で抱え込まず、まずは無料相談を利用して、あなたの状況に合った解決策を聞いてみてはいかがでしょうか。
その勇気ある一歩が、明るい未来への扉を開く鍵となるはずです。
債務整理のおすすめ事務所
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