2011年金融商品被害110番

案件としては法規制強化の影響からか海外も含めた先物取引が僅か3件、海外先物オプション取引も1件、FX取引は0件であった。CFD取引は8件あるが、取引実体の無い投資詐欺の案件が多く含まれている可能性が十分に考えられる。

そして、残りの未公開株15件及びその他17件(未公開社債、新興国通貨売買、その他投資詐欺)で被害の大半を占めている。

全44件中半数以上の23件の被害者が70歳以上の高齢者であった(なお、年齢不明は6件)。

性別は女性が30名であった。職種では高齢者が多いこともあり、年金生活者が14名、主婦が7名、無職1名で合わせて全体の半分を占めた(なお、職業不明は8件)。 被害金額は100万円以上500万円未満が16件と最も多く、次に1000万円以上2000万円未満が11件と続き、100万円以上2000万円未満が合計35件と全体の約80%を占めた。

業者別で見ると複数の案件で名前が挙がった業者は全体で僅か2社であり、内1社は3件、もう1社は2件である。

以上から大規模な被害を生む業者が無く、資金的な裏付けが無い零細業者が未公開株を含めた投資詐欺を主に高齢者を対象に小規模に行っているケースが増加していると思われ、被害回復が困難な事案が増加していることが窺われる。

110番集計結果

相談件数

44件 (前年件数:113件)

相談内訳

  • 商品先物取引   ( 2件)
  • 海外商品先物   ( 1件)
  • 海外先物オプション( 1件)
  • ロコ・ロンドン・CFD( 8件)
  • FX・為替証拠金  ( 0件)
  • 未公開株     ( 15件)
  • その他      ( 17件)

年代別

  • 20代  ( 0件)
  • 30代  ( 3件)
  • 40代  ( 1件)
  • 50代  ( 5件)
  • 60代  ( 6件)
  • 70代以上( 23件)
  • 不明  ( 6件)

男女別

  • 男  ( 12件)
  • 女  ( 30件)
  • 不明 ( 6件)

職業別

  • 自営業    ( 1件)
  • 会社員    ( 2件)
  • 会社役員   ( 0件)
  • 公務員    ( 0件)
  • 教員     ( 0件)
  • 医師     ( 0件)
  • パート・バイト( 1件)
  • 主婦     ( 7件)
  • 年金生活者  ( 14件)
  • 無職     ( 1件)
  • その他    ( 1件)
  • 不明     ( 17件)

被害金額

  • 99万円以下    ( 4件)
  • 100万円~ 499万円 ( 16件)
  • 500万円~ 999万円 ( 8件)
  • 1000万円~1999万円 ( 11件)
  • 2000万円~2999万円 ( 2件)
  • 3000万円~4999万円 ( 2件)
  • 5000万円~9999万円 ( 1件)
  • 1億円以上     ( 0件)

業者別

  • 商品先物取引(国内公設)
    (各1件) 第一商品・IBCジャポネ(株) 
  • 商品先物取引(海外)
    (1件) フタバコーポレート(株) 
  • 海外先物オプション取引
    (1件) グランドマックス 
  • ロコ・ロンドン貴金属取引・貴金属スポット取引・CFD取引
    (3件) ワールドトレーディング
    (各1件)(株)アドビス・(株)インベストメント・(株)CTB・アサヒユニバーサル・(株)日本ヴィリオン
  • FX取引
    無し 
  • 未公開株
    (2件) 正伸
    (各1件)ユニバーサルアセットパートナー・エムエムワールド・アエルサポート・ベリベリカンパニー・ライフデザインステーション・田村コーポレーション・レジェンドウィン・新東京アセット合同会社・(株)アイザック・(株)アイザックプランニング・アクセスアセットマネジメント(株)・関東フィナンシャル・サングリーン(有投)・ワールドインベストメント・サクセスジャパン・東急インベストメント・(株)キミカ・アールオーエースマイル・アテック・東京総研 
  • その他
    (各1件) 日本環境開発(株)・ビーエスホールディング・アジアビジネスコンソーシアム・ニッショウトレーディング・グローバルジャパン・沖縄フロンティア・イルマテック・(株)スリートライ・プラチナ・トラピアン・Tei(テーイーアイ)・ロンドベルコミュニケーション・ジャム・(株)ジーエス・千葉光トレーディング・BWT・グローバルパートナー・ベストパートナー・三菱UFJモルガンスタンレー証券 

過去の金融商品被害110番結果

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